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公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
FK::fk_Renderer クラス

マルチパスレンダリング制御クラス [詳解]

#include <FK/Renderer.h>

公開メンバ関数

 fk_Renderer (int w=256, int h=256)
 コンストラクタ
 
virtual ~fk_Renderer ()
 デストラクタ
 
void setScene (fk_Scene *scene)
 シーン設定関数
 
void draw (void)
 描画関数
 
void resize (int w, int h)
 描画領域再設定関数
 
fk_FrameBuffergetColorBuffer (void)
 カラーバッファー取得関数
 
fk_FrameBuffergetDepthBuffer (void)
 深度バッファー取得関数
 

詳解

マルチパスレンダリング制御クラス

このクラスは、マルチパスレンダリングを実現するための機能を提供します。

シーン描画時のカラーバッファーと深度バッファーを生成し、 これをテクスチャーデータとして扱うことができます。

参照
fk_Scene, fk_FrameBuffer, fk_Texture

構築子と解体子

◆ fk_Renderer()

FK::fk_Renderer::fk_Renderer ( int  w = 256,
int  h = 256 
)

コンストラクタ

引数
[in]w描画領域横幅
[in]h描画領域縦幅
覚え書き
描画領域の縦幅と横幅は 16 以上の 2 の累乗数 (2^n で表せる数値) である必要があり、 その条件を満たさない場合の動作は保証されません。

◆ ~fk_Renderer()

virtual FK::fk_Renderer::~fk_Renderer ( )
virtual

デストラクタ

関数詳解

◆ setScene()

void FK::fk_Renderer::setScene ( fk_Scene scene)

シーン設定関数

描画対象となるシーンを設定します。

引数
[in]scene描画対象シーン

◆ draw()

void FK::fk_Renderer::draw ( void  )

描画関数

設定されているシーンに対し描画処理を行い、 カラーバッファーと深度バッファーを生成します。

◆ resize()

void FK::fk_Renderer::resize ( int  w,
int  h 
)

描画領域再設定関数

描画領域の幅を再設定します。

引数
[in]w描画領域横幅
[in]h描画領域縦幅
覚え書き
描画領域の縦幅と横幅は 16 以上の 2 の累乗数 (2^n で表せる数値) である必要があり、 その条件を満たさない場合の動作は保証されません。

◆ getColorBuffer()

fk_FrameBuffer * FK::fk_Renderer::getColorBuffer ( void  )

カラーバッファー取得関数

シーン描画結果のカラーバッファーを取得します。 fk_Texture::setFrameBuffer() に渡すことで、テクスチャーの描画イメージを このシーンのカラーバッファーに設定することができます。 また、テクスチャーに設定した後は常に fk_Renderer::draw() の変更結果が反映されるようになり、 fk_Texture::setFrameBuffer() の再設定は必要ありません。

戻り値
カラーバッファー
参照
draw(), getDepthBuffer(), fk_Texture::setFrameBuffer()

◆ getDepthBuffer()

fk_FrameBuffer * FK::fk_Renderer::getDepthBuffer ( void  )

深度バッファー取得関数

シーン描画結果の深度バッファーを取得します。 fk_Texture::setFrameBuffer() に渡すことで、テクスチャーの描画イメージを このシーンの深度バッファーに設定することができます。 また、テクスチャーに設定した後は常に fk_Renderer::draw() の変更結果が反映されるようになり、 fk_Texture::setFrameBuffer() の再設定は必要ありません。

戻り値
深度バッファー
参照
draw(), getColorBuffer(), fk_Texture::setFrameBuffer()