(2024年 11月14日 木曜日 18時07分56秒 JST)
Fine Kernel ToolKit System
お知らせ

2024/11/14
4.2.14 をリリースしました。 このバージョンでは、干渉判定で境界ボリュームに球を選択した際の不具合が修正されています。

2024/4/11
4.2.13 をリリースしました。変更点は以下の通りです。
  • fk_Ray クラスを新設しました。 fk_Ray は、モデルの境界ボリュームと干渉判定を行える光線の機能を提供します。 詳細はリファンレンスマニュアルや、ユーザーズガイドの第 9.4 節を参照して下さい。
  • 境界ボリュームを自動設定する Adjust* 系機能において、 より形状にフィットした境界ボリュームが設定されるようになりました。
  • fk_Math の各関数(メソッド)を一新し、より汎用的な機能を利用できるようになりました。 詳細はリファンレンスマニュアルを参照して下さい。
  • プロジェクトやソリューションを作成する際、 パスの中に日本語名のフォルダが含まれていてもビルドができるようになりました。 ただし、半角スペースが入っている場合はビルドに失敗しますので、ご注意下さい。
  • (C#版のみ) .NET の対応バージョンを 8.0 としました。C# のバージョンは 12 が利用できます。

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インストーラーダウンロード ... Download
Windows C# 版
Windows C++ 版
Mac C++ 版


概要 ... What is this?
Fine Kernel ToolKit (以下 FK) は、 リアルタイム 3DCG アプリケーションを作成するためのフレームワークで、 C++ や C# (.NET) のクラスライブラリという形で提供しています。 以下のような特長があります。
  • シンプルな記述 : マニュアル中で最初に紹介する直方体を回転するサンプルは、 コメントや空行を除くと39行でできています。


  • 多彩な利用用途 : フルスクリーンのゲームから、 複雑な GUI を持つビジュアルシミュレーションまで、 どのような用途にも適しています。


  • 他の技術との親和性 : FK は main 関数をユーザから奪いません。 その結果、他のシステムとのリンクを容易としています。 Cg言語によるシェーダ記述や、CUDA を用いた GPGPU も可能です。


  • マルチプラットフォーム : 念頭に置いている OS は Windows, MacOS X, UNIX系システムです。 Windows においては、Visual Studio による開発と フリーの開発環境である MinGW による開発も可能です。 全てのプラットフォームにおいて同一のコードがコンパイルでき、 同様に動作します。




解説文書 ... Documents


C++ 版サンプルプログラム集 ... Sample Codes
  • Box.cpp (直方体と線分による形状の回転)
  • Ball.cpp (ボールが跳ねる様子のアニメーション)
  • Viewer.cpp (fk_ShapeViewer のデモ)
  • Car.cpp (マルチウィンドウのデモ)
  • GUI.cpp (FLTK を用いた独自 GUI 構築)
  • Vertex.cpp (ランダムに頂点を生成)
  • Particle.cpp (fk_Particle クラスを用いたサンプル)
  • Water1.cpp (簡単なパーティクルシミュレーション)
  • Water2.cpp (上記プログラムにわずかな修正を加えたもの)
  • MeshTexture.cpp (メッシュテクスチャのサンプル)
  • TextImage.cpp (文字列板のサンプル、 「SampleData.zip」中にあるフォントファイル「mona.ttf」が必要)
  • Sprite.cpp (スプライト表示のサンプル、 「SampleData.zip」中にあるフォントファイル「mona.ttf」が必要)
  • OggStream.cpp (ogg形式音声ファイル再生のサンプル、 「SampleData.zip」中にある音声ファイル「epoq.ogg」が必要)
  • SampleData.zip (サンプル用フォントデータおよび音声データ)