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公開メンバ関数 | プロパティ | 全メンバ一覧
FK_CLI::fk_GraphNode クラス

グラフ構造のノードを制御するクラス [詳解]

#include <CLI/FK_CLI/include/GraphNode_CLI.h>

+ FK_CLI::fk_GraphNode の継承関係図
+ FK_CLI::fk_GraphNode 連携図

公開メンバ関数

bool IsConnect (fk_GraphNode^ node)
 接続ノード確認メソッド
 
bool IsConnect (bool mode, fk_GraphNode^ node)
 方向判定付き接続ノード確認メソッド
 
void SetIntCost (unsigned int ID, int cost)
 整数型コスト設定メソッド
 
void SetDoubleCost (unsigned int ID, double cost)
 実数型コスト設定メソッド
 
int GetIntCost (unsigned int ID)
 整数型コスト取得メソッド
 
double GetDoubleCost (unsigned int ID)
 実数型コスト取得メソッド
 
void ClearIntCost (unsigned int ID)
 整数型コスト設定解除メソッド
 
void ClearDoubleCost (unsigned int ID)
 実数型コスト設定解除メソッド
 
bool IsDoneIntCost (unsigned int ID)
 整数型コスト設定状態参照メソッド
 
bool IsDoneDoubleCost (unsigned int ID)
 実数型コスト設定状態参照メソッド
 

プロパティ

unsigned int ID [get]
 ID 取得プロパティ
 
fk_VectorPosition [get, set]
 位置ベクトル設定関数
 
unsigned int Generation [get]
 位置変更回数取得プロパティ
 
List< fk_GraphEdge^>^ AllEdge [get]
 全接続辺取得プロパティ
 
List< fk_GraphEdge^>^ StartEdge [get]
 始点接続辺取得プロパティ
 
List< fk_GraphEdge^>^ EndEdge [get]
 終点接続辺取得プロパティ
 
List< fk_GraphNode^>^ NextNode [get]
 接続終点取得プロパティ
 
List< fk_GraphNode^>^ PrevNode [get]
 接続始点取得プロパティ
 
fk_ColorColor [set]
 色指定プロパティ
 

詳解

グラフ構造のノードを制御するクラス

このクラスは、グラフ構造におけるノードを制御する機能を提供します。

グラフ構造の詳細および利用方法についての詳細は、 fk_Graph のマニュアルを参照して下さい。 ここでは、グラフの辺に関する情報に特化して解説します。

本クラスのインスタンスは fk_Graph 内で自動的に生成されるものであり、 FK 利用者が直接インスタンスを生成することはありません。

参照
fk_Graph, fk_GraphNode

関数詳解

◆ IsConnect() [1/2]

bool FK_CLI::fk_GraphNode::IsConnect ( fk_GraphNode node)

接続ノード確認メソッド

指定したノードとの間に辺が存在するかどうかを判定します。 辺の方向も考慮したい場合は IsConnect(bool, fk_GraphNode^) を使用して下さい。

引数
[in]node接続を確認するノード
戻り値
辺が存在する場合 true を、存在しない場合 false を返します。
参照
IsConnect(bool, fk_GraphNode^), AllEdge

◆ IsConnect() [2/2]

bool FK_CLI::fk_GraphNode::IsConnect ( bool  mode,
fk_GraphNode node 
)

方向判定付き接続ノード確認メソッド

指定したノードとの間に、指定した方向の辺が存在するかどうかを判定します。 IsConnect(fk_GraphNode^) の場合は何かしらの辺が存在すれば true を返しますが、 こちらの関数では辺の方向を指定することができます。 mode が true のときは、this インスタンスから node への経路が存在する場合のみに true を返します。そのため、辺が存在していたとしても、 node から this への一方通行辺だった場合は false を返します。 mode が false の場合は this インスタンスが終点側の場合に true を返します。 間の辺が双方向辺だった場合は、mode の値にかかわらず true を返します。

引数
[in]mode辺の向きを指定します。
[in]node接続を確認するノード。
戻り値
指定した方向への辺が存在する場合 true を、存在しない場合 false を返します。

◆ SetIntCost()

void FK_CLI::fk_GraphNode::SetIntCost ( unsigned int  ID,
int  cost 
)

整数型コスト設定メソッド

整数型コストを設定します。

引数
[in]IDコスト ID
[in]costコスト値
参照
SetDoubleCost(), GetIntCost(), ClearIntCost(), IsDoneIntCost()

◆ SetDoubleCost()

void FK_CLI::fk_GraphNode::SetDoubleCost ( unsigned int  ID,
double  cost 
)

実数型コスト設定メソッド

実数型コストを設定します。

引数
[in]IDコスト ID
[in]costコスト値
参照
SetIntCost(), GetDoubleCost(), ClearDoubleCost(), IsDoneDoubleCost()

◆ GetIntCost()

int FK_CLI::fk_GraphNode::GetIntCost ( unsigned int  ID)

整数型コスト取得メソッド

整数型コストを取得します。 なお、ID に対応するコスト値が未設定だった場合は 0 が返りますが、 取得後も未設定状態のままになります。

引数
[in]IDコスト ID
戻り値
コスト値
参照
GetDoubleCost(), SetIntCost(), ClearIntCost(), IsDoneIntCost()

◆ GetDoubleCost()

double FK_CLI::fk_GraphNode::GetDoubleCost ( unsigned int  ID)

実数型コスト取得メソッド

実数型コストを取得します。 なお、ID に対応するコスト値が未設定だった場合は 0.0 が返りますが、 取得後も未設定状態のままになります。

引数
[in]IDコスト ID
戻り値
コスト値
参照
GetIntCost(), SetDoubleCost(), ClearDoubleCost(), IsDoneDoubleCost()

◆ ClearIntCost()

void FK_CLI::fk_GraphNode::ClearIntCost ( unsigned int  ID)

整数型コスト設定解除メソッド

整数型コストの設定を解除し、未設定状態とします。

引数
[in]IDコスト ID
参照
ClearDoubleCost(), SetIntCost(), GetIntCost(), IsDoneIntCost()

◆ ClearDoubleCost()

void FK_CLI::fk_GraphNode::ClearDoubleCost ( unsigned int  ID)

実数型コスト設定解除メソッド

実数型コストの設定を解除し、未設定状態とします。

引数
[in]IDコスト ID
参照
ClearIntCost(), SetDoubleCost(), GetDoubleCost(), IsDoneDoubleCost()

◆ IsDoneIntCost()

bool FK_CLI::fk_GraphNode::IsDoneIntCost ( unsigned int  ID)

整数型コスト設定状態参照メソッド

整数型コストが設定済がどうかを参照します。

引数
[in]IDコスト ID
戻り値
対応する ID のコストが設定されている場合 true を、 未設定の場合 false を返します。
参照
IsDoneDoubleCost(), SetIntCost(), GetIntCost(), ClearIntCost()

◆ IsDoneDoubleCost()

bool FK_CLI::fk_GraphNode::IsDoneDoubleCost ( unsigned int  ID)

実数型コスト設定状態参照メソッド

実数型コストが設定済がどうかを参照します。

引数
[in]IDコスト ID
戻り値
対応する ID のコストが設定されている場合 true を、 未設定の場合 false を返します。
参照
IsDoneIntCost(), SetDoubleCost(), GetDoubleCost(), ClearDoubleCost()

プロパティ詳解

◆ ID

unsigned int FK_CLI::fk_GraphNode::ID
get

ID 取得プロパティ

ノードの ID を取得します。

◆ Position

fk_Vector^ FK_CLI::fk_GraphNode::Position
getset

位置ベクトル設定関数

ノードの位置ベクトルを設定します。

引数
[in]pos位置ベクトル 位置ベクトルプロパティ

ノードの位置ベクトルの設定・参照を行います。

◆ Generation

unsigned int FK_CLI::fk_GraphNode::Generation
get

位置変更回数取得プロパティ

これまでのノード位置変更回数を取得します。

◆ AllEdge

List< fk_GraphEdge^>^ FK_CLI::fk_GraphNode::AllEdge
get

全接続辺取得プロパティ

現在ノードに接続している全ての辺を取得します。

参照
StartEdge, EndEdge, NextNode, PrevNode

◆ StartEdge

List< fk_GraphEdge^>^ FK_CLI::fk_GraphNode::StartEdge
get

始点接続辺取得プロパティ

現在ノードに接続している辺のうち、以下の条件に当てはまる辺を取得します。

  • 双方向辺。
  • 一方通行辺のうち、このノードが始点となっている辺。
参照
AllEdge, EndEdge, NextNode, PrevNode

◆ EndEdge

List< fk_GraphEdge^>^ FK_CLI::fk_GraphNode::EndEdge
get

終点接続辺取得プロパティ

現在ノードに接続している辺のうち、以下の条件に当てはまる辺を取得します。

  • 双方向辺。
  • 一方通行辺のうち、このノードが終点となっている辺。
参照
AllEdge, StartEdge, NextNode, PrevNode

◆ NextNode

List< fk_GraphNode^>^ FK_CLI::fk_GraphNode::NextNode
get

接続終点取得プロパティ

このノードと隣接するノードのうち、以下の条件に当てはまるノードを取得します。

  • 双方向辺で接続しているノード。
  • このノードが始点である一方通行辺に接続している終点ノード。
参照
AllEdge, StartEdge, EndEdge, PrevNode

◆ PrevNode

List< fk_GraphNode^>^ FK_CLI::fk_GraphNode::PrevNode
get

接続始点取得プロパティ

このノードと隣接するノードのうち、以下の条件に当てはまるノードを取得します。

  • 双方向辺で接続しているノード。
  • このノードが終点である一方通行辺に接続している始点ノード。
参照
AllEdge, StartEdge, EndEdge, NextNode

◆ Color

fk_Color^ FK_CLI::fk_GraphNode::Color
set

色指定プロパティ

辺の色を指定します。