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静的公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
FK::fk_System クラス

システム依存関数集合クラス [詳解]

#include <FK/System.h>

静的公開メンバ関数

static bool setcwd (void)
 カレントディレクトリ設定関数
 
static std::string get_cwd (void)
 カレントディレクトリ参照関数
 

詳解

システム依存関数集合クラス

このクラスは、システムに依存する関数を static 関数群としてまとめたものです。 全ての関数は static 宣言されているため、 本クラスの関数を用いる際に fk_System 型のインスタンスを生成する必要はありません。 例えば、以下のようにしてコードを記述します。

fk_System::setcwd();

関数詳解

◆ setcwd()

static bool FK::fk_System::setcwd ( void  )
static

カレントディレクトリ設定関数

実行プロセスのカレントディレクトリを、 プロセスを実行したシェルのディレクトリに設定します。 Mac での open コマンド実行時など、 カレントディレクトリの設定が異なってしまう場合に便利です。

Windows 環境で Visual Studio を利用している場合も、 Visual Studio 上から実行する時のカレントディレクトリと exe ファイルが作成されるディレクトリが異なるため、 不都合が生じる場合があります。 この関数を用いて、実行時は常時 exe ファイルのあるパスが カレントディレクトリになるよう統一すると便利でしょう。

戻り値
設定に成功すれば true を、失敗すれば false を返します。
覚え書き
現時点でこの関数がサポートされている環境は MacOS や FreeBSD 等のUNIX 系システムと Windows 環境です。 その他のプラットホームでは関数を呼んでも何も起こりません。

◆ get_cwd()

static std::string FK::fk_System::get_cwd ( void  )
static

カレントディレクトリ参照関数

実行プロセスのカレントディレクトリを返します。

戻り値
参照に成功した場合、カレントディレクトリの絶対パスを 文字列として返します。失敗した場合は空文字列を返します。
覚え書き
この関数は、MacOSX や FreeBSD などの UNIX 系システムと Windows 環境でサポートされています。 その他のプラットホームでは、常に空文字を返します。