FK::fk_Closedline クラス

多角形(辺のみ)を生成、管理するクラス [詳解]

#include <FK/Closedline.h>

FK::fk_Closedline の継承関係図

FK::fk_Closedline 連携図

公開メンバ関数
	fk_Closedline (std::vector< fk_Vector > *array=nullptr)
	コンストラクタ
virtual	~fk_Closedline ()
	デストラクタ
void	allClear (void)
	全消去関数
void	pushVertex (fk_Vector pos)
	頂点追加関数
void	setVertex (int ID, fk_Vector pos)
	頂点位置設定関数
void	setVertex (std::vector< fk_Vector > *array)
	頂点位置設定関数

詳解

多角形(辺のみ)を生成、管理するクラス

このクラスは閉じたポリライン、つまり多角形の辺のみを制御する機能を提供します。 このクラスの利用方法は実質的に fk_Polygon クラスと同一で、 描画が辺のみとなるという点だけが異なります。

各線分を接続せず独立して制御したい場合は fk_Line を、 始点と終点を接続せず折れ線形状を表現したい場合は fk_Polyline を利用して下さい。

参照

fk_Polygon, fk_Line, fk_Polyline

構築子と解体子

fk_Closedline()

FK::fk_Closedline::fk_Closedline

(

std::vector< fk_Vector > *

array = nullptr

)

コンストラクタ

引数

[in]

array

vectorによる頂点位置ベクトル配列のアドレス。 省略した場合や nullptr が入力された場合は、 初期状態として頂点が存在しない状態となります。

~fk_Closedline()

virtual FK::fk_Closedline::~fk_Closedline ( )

virtual

デストラクタ

関数詳解

allClear()

void FK::fk_Closedline::allClear

(

void

)

全消去関数

すべてのデータを消去します。

pushVertex()

void FK::fk_Closedline::pushVertex

(

fk_Vector

pos

)

頂点追加関数

頂点を追加します。

引数

[in]

pos

追加頂点の位置ベクトル

setVertex() [1/2]

void FK::fk_Closedline::setVertex	(	int	ID,
		fk_Vector	pos
	)

頂点位置設定関数

頂点の位置を設定します。 対象となる頂点がまだ存在していなかった場合、 頂点数を (id+1) まで増加させます。

引数

[in]	ID	頂点ID
[in]	pos	頂点位置ベクトル

setVertex() [2/2]

void FK::fk_Closedline::setVertex

(

std::vector< fk_Vector > *

array

)

頂点位置設定関数

頂点全部を、指定した配列に入れ替えます。

引数

[in]

array

vectorによる頂点位置ベクトル配列のアドレス