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公開メンバ関数 | プロパティ | 全メンバ一覧
FK_CLI::fk_GuideObject クラス

座標系可視化支援クラス [詳解]

#include <CLI/FK_CLI/include/GuideObject_CLI.h>

公開メンバ関数

 fk_GuideObject ()
 コンストラクタ
 
 ~fk_GuideObject ()
 デストラクタ
 
 !fk_GuideObject ()
 ファイナライザ
 
void EntryScene (fk_Scene^ scene, fk_Guide mode)
 シーン登録メソッド
 
void RemoveScene (fk_Scene^ scene)
 シーン登録解除メソッド
 

プロパティ

double Scale [set]
 グリッド間隔プロパティ
 
int Num [set]
 グリッド分割数プロパティ
 

詳解

座標系可視化支援クラス

このクラスは、座標系を可視化を支援するためのクラスで、 座標軸やグリッド(方眼状の線の集合)を表示する機能を提供します。 fk_AppWindow では内部で利用しています。

座標軸については、x 軸が赤、y 軸が緑、z 軸が青となり、 すべて原点より正方向に伸びています。 グリッドの線色は黒となります。

参照
fk_Model, fk_Scene, fk_AppWindow

構築子と解体子

◆ fk_GuideObject()

FK_CLI::fk_GuideObject::fk_GuideObject ( )

コンストラクタ

◆ ~fk_GuideObject()

FK_CLI::fk_GuideObject::~fk_GuideObject ( )

デストラクタ

◆ !fk_GuideObject()

FK_CLI::fk_GuideObject::!fk_GuideObject ( )

ファイナライザ

関数詳解

◆ EntryScene()

void FK_CLI::fk_GuideObject::EntryScene ( fk_Scene scene,
fk_Guide  mode 
)

シーン登録メソッド

座標軸ならびにグリッドをシーンに登録します。 登録を制御できるのは x,y,z 軸ならびに xy, yz, xz 平面グリッドの6種類となります。 複数の要素を同時に登録するには、 対応する値をビット論理和演算子によって並べることで実現できます。 例えば x 軸, z 軸、xz 面グリッドを表示したい場合は以下の様になります。

fk_GuideObject  gobj = new fk_GuideObject();

gobj.EntryScene(scene,
                fk_Guide.AXIS_X |
                fk_Guide.AXIS_Z |
                fk_Guide.GRID_XZ);
引数
[in]scene登録するシーンインスタンスのポインタ。
[in]mode登録する要素。
参照
RemoveScene()

◆ RemoveScene()

void FK_CLI::fk_GuideObject::RemoveScene ( fk_Scene scene)

シーン登録解除メソッド

EntryScene() によって登録した要素を解除します。

引数
[in]scene登録解除するシーンインスタンスのポインタ。
参照
EntryScene()

プロパティ詳解

◆ Scale

double FK_CLI::fk_GuideObject::Scale
set

グリッド間隔プロパティ

グリッドの線同士の間隔の設定を行います。 デフォルトでは 5 になっています。

参照
Num, GridWidth

◆ Num

int FK_CLI::fk_GuideObject::Num
set

グリッド分割数プロパティ

グリッドの分割数の設定を行います。 ここでの分割数とは、グリッドの縦、横それぞれの領域の分割数を表します。 分割数を \( n \) としたとき、 グリッド領域全体の分割数は \( n^2 \) となり、 線分の本数は \( 2(n+1) \) となります。 デフォルトでは 20 になっています。

参照
Scale, GridWidth