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FK_CLI::fk_FVector クラス

単精度浮動小数点型3次元ベクトルを管理するクラス [詳解]

#include <CLI/FK_CLI/include/Vector_CLI.h>

公開メンバ関数

 fk_FVector ()
 コンストラクタ1
 
 fk_FVector (float x, float y, float z)
 コンストラクタ2
 
 fk_FVector (fk_FVector^ F)
 コンストラクタ3
 
 ~fk_FVector ()
 デストラクタ
 
String ^ ToString () override
 文字列出力メソッド
 

静的公開メンバ関数

static operator fk_FVector ^ (fk_Vector^ V)
 fk_Vector 型からの変換演算子
 

プロパティ

float x [get, set]
 x成分プロパティ
 
float y [get, set]
 y成分プロパティ
 
float z [get, set]
 z成分プロパティ
 

詳解

単精度浮動小数点型3次元ベクトルを管理するクラス

このクラスは、3次元ベクトルの各成分を float 型で格納するためのものです。 このクラス自体は、ベクトルに必要な様々な演算機能を保持していません。 ベクトル演算を使用するには fk_Vector を利用して下さい。

このクラスの存在意義は、記憶量の削減にあります。 3次元形状を扱う場合、3次元ベクトルの記憶量が膨大になることがあります。 そのような場合で、精度がそれほど高くなくても差し支えない場合は、 double を基本とするデータを float を基本とするデータにすることで、 記憶量を半分に削減することができます。 fk_FVector は、そのような場合に配列データとして格納しておくことを想定しています。

参照
fk_Vector, fk_HVector, fk_GenVector

構築子と解体子

◆ fk_FVector() [1/3]

FK_CLI::fk_FVector::fk_FVector ( )

コンストラクタ1

初期値として \( (0, 0, 0) \) が代入されます。

◆ fk_FVector() [2/3]

FK_CLI::fk_FVector::fk_FVector ( float  x,
float  y,
float  z 
)

コンストラクタ2

引数
[in]xx成分
[in]yy成分
[in]zz成分

◆ fk_FVector() [3/3]

FK_CLI::fk_FVector::fk_FVector ( fk_FVector F)

コンストラクタ3

引数で与えられたベクトルの値をコピーし、新たにインスタンスを生成します。

引数
[in]F別のインスタンス。

◆ ~fk_FVector()

FK_CLI::fk_FVector::~fk_FVector ( )

デストラクタ

関数詳解

◆ operator fk_FVector ^()

static FK_CLI::fk_FVector::operator fk_FVector ^ ( fk_Vector V)
static

fk_Vector 型からの変換演算子

以下のようなコードにより、 fk_Vector 型の変数 V は fk_FVector 型の変数 F に自動的に変換されます。

F = V;
引数
[in]V3次元ベクトル
戻り値
fk_FVector 型ベクトル

◆ ToString()

String ^ FK_CLI::fk_FVector::ToString ( )
override

文字列出力メソッド

現在のベクトル成分値を文字列として出力します。

戻り値
成分値の文字列

プロパティ詳解

◆ x

float FK_CLI::fk_FVector::x
getset

x成分プロパティ

x成分を表すプロパティです。以下のようなコードで利用できます。

F.x = 0.0;

◆ y

float FK_CLI::fk_FVector::y
getset

y成分プロパティ

y成分を表すプロパティです。以下のようなコードで利用できます。

F.y = 0.0;

◆ z

float FK_CLI::fk_FVector::z
getset

z成分プロパティ

z成分を表すプロパティです。以下のようなコードで利用できます。

F.z = 0.0;