論文題目:
web3Dコンテンツにおける評価基準に関する研究 ~ECマーケティングページのユーザビリティの追求について~

概要:
Web3D技術はスタートしたばかりであるが、驚異的な速さで発展している。現在、ウェブ・ ユーザビリティについては様々な提案があり、ユーザビリティの考慮されたwebサイトも多 く存在している。しかし、Web3Dのユーザビリティについては、ほとんど考慮されていない のが現状である。そこで、本研究ではWeb3Dコンテンツを効果的に利用できる分野の一つで あるECマーケティングページについて、作り手がページ、コンテンツ、サイトをデザイン する上で、参考にできるようなユーザビリティの評価基準を提案した。その正当性を判断す るために、架空の携帯電話会社のサイトをWeb3D技術を実際に利用して基準に従ったもの と、そうでないものの2種類の実験用サイトを制作した。それぞれのサイトで被験者に対し 簡単なユーザビリティテストを行い、アンケートを実施した。その結果、評価基準に従った サイトの方がテストの正解率が高かった。これにより、本研究の評価基準の正当性が実証さ れた。

戻る >>