論文題目:
Bezier 曲線を使ったメッシュの近似G1 連続に基づく、自然な接合の実現に関する研究

概要:
近年、高性能な計算機の普及に伴い、様々な場面で 3 次元コンピュータグラフィック (3DCG)が利用されるようになってきた。3DCG において三角形メッシュは、構成要素 が単純なため加工が容易であり、研究が盛んに行われている。3DCG において物体の形状 をモデリングする際、基本的な部品ごとにデザインしておき、後にそれらを接合してひと つの形状を作り出すようなモデリングを行いたい場合がある。複雑な形状を作らなければ ならない場合、そのような要求はより高くなる。しかし、2つのポリゴンメッシュをなめ らかに接合しようとした場合、モデラーを使って手作業で行うと労力と時間を費やしてし まう。本文論では、2つの三角形メッシュの間に、補間メッシュをモデリングすることに より、滑らかな接合を実現する。補間メッシュは、2つの三角形メッシュに用意した断面 間に計算した、Bezier 曲線上にモデリングしていく。

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