FK Performer 公開ページ

since 2008/4/15, update 2013/12/9

FK Performer とは

FK Performer は、Fine Kernel Projectが開発している 3DCG アニメーション制作ソフトです。
機能と操作を極力シンプルなものにし、3DCG コンテンツの制作を気軽に体験できる環境を提供します。
また同じく本プロジェクトで開発している FK Toolkit System との連動により、本ソフトで制作したアニメーションを、 ゲームなどのインタラクティブコンテンツに応用することも可能です。

こんな感じのツールです

  • メタセコイアで作ったモデルデータに対応しています
  • パーツごとに分けてあるモデルに対して、自由にポーズを取らせます
  • どのくらいの時間でそのポーズに切り替わるか、を指定してアニメーションさせます
  • 複数のモデルを読み込んで、カメラワークをつけて簡単な映像作品を作ることができます

ダウンロード

FK Performer 本体 Ver.3.8.0 (自己解凍形式/2,106KB) new!

今回のバージョンから OpenGL 版のみを提供します。
OpenGL 版で動作に不具合が出る場合は、過去のバージョンの Direct3D 版を利用してください。
多くの場合は、グラフィクスドライバのバージョンアップにより問題が解消するケースがほとんどですので、 そちらも検討してみてください。

FK Performer 本体 Ver.3.7.1 (自己解凍形式/4,736KB) old version

OpenGL 版と Direct3D 版を同梱しています。通常は OpenGL 版(FK_Performer.exe)を使用してください。
使用している機種のドライバが OpenGL に対応していない場合や、その他 OpenGL 版で問題がある場合のみ、 Direct3D 版(FK_Performer_D3D.exe)を利用してください。

機種ごとの対策はこちらに移動しました。

サンプルデータ

キャラクターサンプルデータ・フルセット(ZIPファイル/1,957KB)
背景サンプルデータ(ZIPファイル/3,805KB)

FK システムとの連動サンプルプログラム

再生用クラス&サンプルプログラムソース(ZIPファイル)
※このサンプルはFKの旧バージョンに準拠したものです。FKのVer.2.8.11以降では、モーション再生機能が標準機能として取り込まれていますので、そちらのリファレンスを参照してください。

マニュアル

マニュアルページ
モデル制作に際しての注意事項も載っていますので、参考にして下さい。

FAQ

描画速度が遅い

Windows 標準のドライバを使用していると、OpenGL 版の描画速度が大幅に低下する場合があります。 この場合は、Windows Update からディスプレイドライバの最新版をインストールすることで改善できます。 Windows Update のオプションの更新プログラムから、ディスプレイやビデオといった単語を含むプログラムを選択して アップデートを適用してください。

ノート PC での利用で外付けマウスが無い場合

FK Performerではマウスのホイールクリックを使用しますが、 多くの機種では左右ボタンの同時クリックをホイールクリックとして扱うように設定することが可能です。 例としてNECのVersaPro VM-6では、タスクバーからタッチパッドのアイコンをクリックし、 こちらの手順で設定変更が可能です。
MacBookにWindowsをインストールして運用している場合は回避手段がないので、マウスの併用が必須になります。

OSリリース直後に発売された機種を利用している場合

特にVistaがリリースされた2006年後半〜2007年前半の機種ですと、 OpenGL 版は出荷時の環境そのままでは正常に動作しない可能性が高いです。
この場合、ディスプレイドライバを強制的にアップデートすることで、正常に動作するようになります。
アップデート手順
若干強引な手段ですので、実行は自己責任でお願いします。
余談ですが、ProcessingでOpenGLが動作しない場合も、上記の手順で解決した事例があります。

画像が正常に保存されない

  • 画像が真っ黒になってしまう場合は、下記の対処方法を試してみてください。
    • (できそうなら)ディスプレイドライバをバージョンアップしてみてください。
    • 実行ファイルと同じフォルダに "FK_Performer.ini" というファイルを作り、 メモ帳で開いて "SnapMode=WIN32_GDI" と記入して保存して下さい。
      • この状態で Performer を起動すると、画像の保存方法が切り替わって見た目がそのまま保存されるようになります。 ただし、ウィンドウが重なったり最小化してしまうとそれもそのまま取り込まれます。 Direct3D 版は初めからこのモードになっています。
    • 上記2つの手順がよくわからない、または不可能な場合は Direct3D 版を使用してください。

カメラが途中で消える

  • 原因が不明なので調査中です。最初から表示されない場合は、 実行ファイルだけをよそのフォルダに移動させてしまってから実行しているのが原因です。 fkp_camera.dat というファイルと実行ファイルを同じフォルダに置いて起動してください。

変更履歴

Ver.3.8.0 での変更点

  • メタセコイア Ver.4 以降で出力される MQO ファイルに対応しました。
  • マニュアルをメニューから開けるようになりました。
  • その他細かいバグ修正を行っています。
以前までの変更点はこちらです。

動作環境

以下の環境を満たす PC で動作しますが、ドライバや常駐ソフトによって正常に動作しない場合もあります。 目安としてお考えください。
OS: Windows 8/7/Vista/XP
CPU: Pentium4/1.3GHz 以上
メモリ: 1GB 以上
グラフィクス: 解像度 1024x768 以上、フルカラー表示可能な画面モード。
VRAM64MB 以上を搭載した、DirectX9.0c か OpenGL1.4 以降に対応したグラフィックカード。NVIDIA 社 GeForce シリーズ、AMD 社 RADEON などの高速なビデオカードを推奨します。ノート PC の場合、Intel 945GM チップセット以降のオンボードグラフィクスでもそこそこ動きます。
入力デバイス: タッチパッドだけでは厳しいので、マウスがあるとやりやすいです。

リンク

3D コンテンツの基礎・授業ページ
FK Performer を使っていた授業のページです。

FK Toolkit System & TinyFK Toolkit System
FK Performer のベースになっている FK システムの公式サイトです。

metaseq.net
モデリングソフト Metasequoia の公式サイトです。入門者から上級者まで幅広くおすすめです。

はじめてのメタセコ
「創作活動応援サイト CLIP」の1コーナーですが、サンプルと説明ともに充実しています。

TMPGEnc 無料版ダウンロード
連番画像から動画ファイルを作成する際に便利な、TMPGEnc の公式サイトです。


開発・公開責任者:竹内 亮太(Fine Kernel Project)
mailto:s2rita@nifty.com
お手数ですが、送信の際には@を半角に直してください。