はじめに †
このページでは、SSHに関しての設定をまとめていく。
SSH とは †
SSH とは「Secure Shell」のことで、情報を暗号化しながら通信するための仕組みである。
研究室のサーバである aserv は、SSH を用いる場合は学外からのアクセスも可能となっている。
研究室内での主な用途はサーバ (aserv) とのファイルのやりとりであるが、他にも様々な用途がある。
ファイルのコピー †
ファイルコピーのみであれば、様々なフリーのクライアントがある。
このページでは Filezilla を推奨する。Filezilla はオープンソースのクライアントであり、
日本語のメニューやファイル名にも対応しているなどの利点がある。
http://sourceforge.jp/projects/filezilla/
SSH での公開鍵・秘密鍵作成 †
解説については工事中。とりあえず簡単なやり方だけ列挙しておく。
- 「ssh-keygen -t rsa」と入力する。
- エンターを3回押す。
- ホームディレクトリ直下の .ssh ディレクトリの中に「id_rsa」というファイルと
「id_rsa.pub」というファイルが生成されていることを確認する。
- サーバのホームディレクトリ直下に「.ssh」ディレクトリがあるかどうか確認する。もしなかった場合は .ssh ディレクトリを作成して他者やグループのパーミッションを全て外しておく。
- サーバ側の .ssh ディレクトリ中に「authorized_keys」というファイルがあるかどうかを調べる。
- なかった場合は、id_rsa.pub ファイルを「authorized_keys」という名称に変更して .ssh ディレクトリ中に置いておく。
- あった場合は、エディタで両方のファイルを開き、id_rsa.pub の内容を autorized_keys ファイルの末尾に追加する。あるいは、サーバのシェル上で「cat id_rsa.pub >> ~/.ssh/autorized_keys」としてもよい。
上記の操作を行うことで、クライアントからサーバへ接続する際にパスワード入力を省略することができる。