ここはLaTeX関連のお役立ち情報、過去のFAQ、みなさんからの質問への応答などに使っていこうと思います。まず最初は、以前のBBSに掲載されていた情報を転載しておきます。
新しい情報も随時追加していく予定ですので、論文を書いていく上で分からないことが あれば、まずこちらを参照するようにしてください。先生や他の院生もフォローよろしくお願いします。
main.texの\DepartmentNameの下あたりに以下のように書き加えてください。
\KeyWordsI{キーワード1,キーワード2・・・}
なお、キーワードを2行以上に渡って書く場合は \KeyWordsII 以降を加えてください。
まず、画像ファイルをEPS形式に変換します。 変換については http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se176316.html にてコンバータをDLできますので これを用いてファイルを変換します。
その後LATEXにて画像を貼り付けたいところに 次のように記述します。ここでは画像ファイルの名前を 「sample.eps」としておきます。
\begin{figure}[h] \begin{center} \includegraphics[scale=0.7]{sample.eps} \caption{画像サンプル(ここに画像の説明をします)} \end{center} \end{figure}
と記述すると画像をセンタリングした状態で 貼り付けることができます。
ただし、ページを跨いだりすると 次の文章の方が先に記述されてしまうことが あるようです。あしからず。
\begin{figure}[H] \begin{center} \begin{minipage}[H]{0.49\textwidth} \begin{center} \includegraphics[scale=大きさ]{左側の画像ファイル名} \caption{左側の画像のキャプション} \end{center} \end{minipage} \begin{minipage}[H]{0.49\textwidth} \begin{center} \includegraphics[scale=大きさ]{右側の画像ファイル名} \caption{右側の画像のキャプション} \end{center} \end{minipage} \end{center} \end{figure}
{0.49\textwidth}というのは「画像の間を行間の0.49倍開ける」とかいう意味らしいです。 ただ、0.49を指定すればできるかぎり大きな画像を貼れるのでお勧めです。 0.5以上を指定すると左右に並びきらないことが多いようです。
また、複数の画像に1つのキャプションを付けたい場合は、 \end{minipage}とその下の\end{center}の間でキャプションを指定してください。
\begin{figure}[H] \begin{center} \begin{minipage}[H]{0.49\textwidth} \begin{center} \includegraphics[scale=大きさ]{左側の画像ファイル名} \caption{左側の画像のキャプション} \end{center} \end{minipage} \begin{minipage}[H]{0.49\textwidth} \begin{center} \includegraphics[scale=大きさ]{右側の画像ファイル名} \caption{右側の画像のキャプション} \end{center} \end{minipage} \end{center} \end{figure}
\end{minipage}とその下の\end{center}の間でキャプションを指定してください。
mainのtexファイル中に記述されてる\pagestyle{なんとか}という箇所を \pagestyle{plain}に直す。
EPSコンバータを使うときに、圧縮を使ってみましょう。 画質は落ちないけど、あんまサイズ削減にならないのがRLE圧縮、 JPEGのように画質は劣化するけどサイズは段違いに削れるのがDCT(+)圧縮です。 私のように元画像の解像度をでかくしておいて、文中では縮小表示して 画質を保ってるようなやり方してる人には、DCT圧縮はかなーり効果あります。 ぜひお試しを。
dvioutで表示を見てるとたまに画像が貼ってあるページで重たくなったりしませんか?なりませんっていう人は別にいいですよー重たくなる人だけ見てください。 どうやら画像を置いてるフォルダにeps画像と同じ名前のbmp画像があると重たくなるみたいです。
まず、ドキュメントを構成する.texファイルをすべてTextPadで開き、 ファイル→ワークスペース→別名で保存、を選択します。 ここでコンパイルを通す.texファイルと同じ名前(デフォルトだと main.texなのでmain)を入力して、ワークスペースを保存します。 これでmain.twsというファイルができるので、今後はこれを開けば すべてのファイルが一括して開かれるようになります。 mainって名前もさびしいので、これを機会にmain.texのファイル名を ワークスペース名としてふさわしい名前に変えることをお勧めします。
次に設定→環境設定→ツールマネージャーでplatexとdvioutの設定を 変更します。 どちらの引数も「$(WspBaseName).tex」「$(WspBaseName).dvi」と いうように変更してください。 これでワークスペース内のどのファイルを開いていようと、 ちゃんとメインのtexにコンパイルがかかり、dvioutで表示ができるはずです。
ラベルつける位置がおかしい可能性がある。
\begin{figure}[H] \begin{center} \includegraphics[scale=0.5]{sample.eps} \caption{ここがキャプションでこの下にラベルをつけるべし} \label{fig:sample} %←ここね \end{center} \end{figure}
画像の位置とカラー画像の問題解決法
main.texの最初の部分を
\documentstyle〜 → \documentclass[12pt,a4j]{jreport}
と書き換えます。 次にその下に以下の4行を加えます。
\usepackage[dvips]{graphicx,color} \usepackage{teuthesis} \usepackage{hyperref} \usepackage{here}
さらに、画像を読み込む部分の最初に
\begin{figure}[H]
と記述します。[h]ではなく[H]に注意。
dvioutのOptionメニューからSetup Parametersを選び、 Graphicタブの右下段にあるGIFプルダウンメニューから BMP(full color)を選択し、saveしてください。
これによって、画像以降の文章が先に表示されることはなく、 きちんとカラー画像が表示されるはずです。
もしかしたらepsに変換するときに白黒にしてるのかも… EPS-convの色数を「白黒」から「カラー」にすると カラーでepsに変換できるよ。
dvioutの設定がきちんとされてないと、カラー画像を貼り付けてもdviout上では 白黒で表示されることがあります。 そういう場合はメニューバーのOption->Setup Parameters...->Graphic->GIF:を BMP(full color)に変更し、下のSaveボタンを押してからOKを押してください。 カラー表示になるはずでぃす。
いったんbmpだのjpgだのにしてEPS-convを使ってコンバートしてください。
論文を書くときやLaTeXを使うときに 参考になりそうなサイトがあったら みんなにどんどん紹介しましょう。
ウィンドウズでフリーなドローソフト
Dynamic Drawというソフトのサイト。 二期生の中には図を描くのに愛用していた人もいました。
直接EPS形式で吐けるドローソフト見つけました。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se155386.html?site=n
EPS-drawというツールで曲線がMS-PAINTよりは書きやすいかも。
LaTeXではbmpやjpgがきれいに表示されません。 このコンバータを使ってEPS形式の画像を作りましょう。 フォトショやイラレのEPSはうまく表示されない可能性があります。 まぁやるだけやってみて、ダメだったらおとなしくコレでEPS。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se176316.html
Latexお勧めサイト
「LATEXしよう!」
http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/latex/
コマンドに限らず、LATEX全般の説明を行ってます。 個人的にお世話になったサイトです。
まぁ落ち着いて、もう一度コンパイルしてみなさい。 それでだめならもう一度。またもう一度。Once more! つーわけで、目次などの本文を参照して作られる部分は、3〜4回コンパイルを しないと反映されない部分があります。 立て続けに何回かコンパイルするのを習慣にすると良いでしょう。 泥臭いとか言うな、十分便利じゃないですか。はっはっは。