LaTeX Tips＆FAQ のバックアップの現在との差分(No.1)

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*はじめに [#cf11656f]

 LaTeX関連Tips&FAQスレッド /rita [MailTo] (04/11/14(Sun) 00:49) #3  
├ LaTeX概要 /rita [MailTo] (04/11/14(Sun) 01:02) #4  
├ TextPadからLaTeXを使う設定 /rita [MailTo] (04/11/14(Sun) 01:11) #5  
├ dviout初回起動時の設定 /rita [MailTo] (04/11/15(Mon) 14:40) #8  
├ LaTeX本体のインストール(ノートや家のPC.. /rita [MailTo] (04/11/15(Mon) 18:20) #9  
├ 2期生の時に出てきたLaTex関連小ネタ集 /shu (04/11/15(Mon) 19:04) #10  
│├ キーワードの書き方 /shu (04/11/15(Mon) 19:09) #11  
│├ 画像のはりかた /shu (04/11/15(Mon) 19:10) #12  
│├ 画像を横に並べる方法 /shu (04/11/15(Mon) 19:10) #13  
│├ 複数の画像に1つのキャプションをつけたい /shu (04/11/15(Mon) 19:11) #14  
│├ ページのナンバリングが変だ /shu (04/11/15(Mon) 19:12) #15  
│├ 画像多用しててファイルが重い /shu (04/11/15(Mon) 19:13) #16  
│├ dvioutで表示するとき、画像のあるページ.. /shu (04/11/15(Mon) 19:13) #17  
│├ main.texいちいち開いてコンパイルすんの.. /shu (04/11/15(Mon) 19:14) #18  
│├ 図表への参照マクロがうまくいかない /shu (04/11/15(Mon) 19:15) #19  
│├ 画像の表示がおかしい /shu (04/11/15(Mon) 19:16) #20  
│├ 画像が白黒だ /shu (04/11/15(Mon) 19:16) #21  
││└ 画像の表示が白黒だ /rita [MailTo] (04/12/09(Thu) 01:37) #51  
│└ フォトショやイラレで保存したEPSが表示・. /shu (04/11/15(Mon) 19:17) #22  
├ LaTeX & 論文関係お役立ちサイト /shu (04/11/15(Mon) 19:20) #23  
│├ LaTeX関連お勧めサイト /shu (04/11/15(Mon) 19:21) #24  
│├ フリーのドローソフト /shu (04/11/15(Mon) 19:22) #25  
││└ Re[3]: フリーのドローソフト /ryu (04/11/23(Tue) 11:36) #37  
│├ EPSコンバータ /shu (04/11/15(Mon) 19:23) #26  
│└ LATEX全般解説サイト /fujira (04/11/15(Mon) 19:35) #27  
├ DVIからPDFへの変換手順 /fujira (04/12/02(Thu) 14:42) #42  
│└ aservを使わなくても出来る！DVIからPDF・. /rita [MailTo] (04/12/07(Tue) 01:00) #48  
├ コンパイルしても目次とかに反映されない.. /rita [MailTo] (04/12/03(Fri) 15:18) #45  
└ TextPadで更に快適な環境を～ADVANCED ST.. /rita [MailTo] (04/12/03(Fri) 15:29) #46  
 
ここはLaTeX関連のお役立ち情報、過去のFAQ、みなさんからの質問への応答などに使っていこうと思います。~
新しい情報も随時追加していく予定ですので、論文を書いていく上で分からないことが
あれば、まずこちらを参照するようにしてください。先生や他の院生もフォローよろしくお願いします。

#contents

親記事　/ ▼[ 4 ] ▼[ 5 ] ▼[ 8 ] ▼[ 9 ] ▼[ 10 ] ▼[ 23 ] ▼[ 42 ] ▼[ 45 ] ▼[ 46 ] ■3 / 親階層) 　LaTeX関連Tips&FAQスレッド  

□投稿者/ rita [MailTo] スライム(1回)-(2004/11/14(Sun) 00:49:59) 
*LaTeX & 論文関係お役立ちサイト [#cb019c8f]

 2004/11/14(Sun) 01:14:34 編集(投稿者)
論文を書くときやLaTeXを使うときに
参考になりそうなサイト。

みなさん、おはこんばんちわ。ritaです。
このBBSではこのハンドルで通していこうと思います。目指せメタルキング！
-https://texwiki.texjp.org/
--LaTeXのチュートリアル的なWiki。

スレッド名の通り、ここはLaTeX関連のお役立ち情報、過去のFAQ、
みなさんからの質問への応答などに使っていこうと思います。
まず最初は、以前のBBSに掲載されていた情報を転載しておきます。
新しい情報も随時追加していく予定ですので、論文を書いていく上で分からないことが
あれば、まずこちらを参照するようにしてください。
先生や他の院生もフォローよろしくお願いします。
 
 
[ □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
-http://www.latex-cmd.com
--コマンド集。逆引きリファレンスとして利用できるサイト。

▲[ 3 ] / 返信無し ■4 / 1階層) 　LaTeX概要  
-http://kmuto.jp/latex/
--「LATEXしよう！」という、コマンド一覧のみならず様々な解説も載っているサイト。

□投稿者/ rita [MailTo] スライム(2回)-(2004/11/14(Sun) 01:02:31) 
-http://hooktail.sub.jp/tex/symbol/mathsymbols.html
--数式の記号についてのコマンド一覧です。「すうがく」で変換したもの使ってないですよね･･･？

 2004/11/15(Mon) 17:01:52 編集(投稿者)
2004/11/15(Mon) 17:01:28 編集(投稿者)
2004/11/14(Sun) 01:13:08 編集(投稿者)
*フリーのドローソフト [#beaf5d31]

そもそもLaTeXってなんなのさ、というところから疑問の方もいると思います。
なので、とりあえず論文を書く上で必要となる点だけをまとめてみます。
&#73;nkScape ~
https://inkscape.org/ja/ ~
ベクタードローソフト。
フリーのイラレみたいなもの。~
eps形式はベクター形式ですが、ラスター画像から変換した場合、拡大して印字するとディザーが出てしまいます。
&#73;nkScapeやイラレなどで最初からベクター形式の画像を利用すると、画像のサイズにかかわらず常に最も美しい状態で印刷がなされます。

・LaTeX（らてふ）とはコンパイラのようなもの。
・プログラムを書くノリでテキストを編集し、コンパイルして文書を作る。
・テンプレートが用意されているのでそんなに難しいことを覚える必要はない。
・ソースファイル(*.tex)をコンパイルするとDVIという形式のファイルができ、
dvioutというソフトで見られる。
・最終的にはこのDVI形式からおなじみのPDFに変換し、印刷や提出を行う。
draw.io~
https://www.draw.io/ ~
Webブラウザ上で利用できるドローツール。ネットワークに接続しないと利用できないという欠点はありますが、インストールしなくてもいいことや、スマホ上でも作れることは人によってはかなり便利です。

以上のような流れになります。
現在研究室のPCには、全てこのLaTeXのコンパイラとdvioutがインストールされていて、
みなさんがそれぞれ設定を行えば使える状態になっています。
テンプレートに関しては、とりあえずは去年使っていたモノをそのまま使ってもらうことに
なるかと思います。
もちろん今年用に修正しなくてはいけない部分があるのですが、テンプレートの差し替えは
みなさんが執筆する部分にはまったく影響せずに行うことが出来ますので、
安心して執筆を進めてください。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
Dynamic Draw~
http://www.dynamicdraw.com/jp/ ~
渡辺研で昔からよく利用されてきたソフトです。安定してますが、今となってはちょっと古いかも。

▲[ 3 ] / 返信無し ■5 / 1階層) 　TextPadからLaTeXを使う設定  
*画像のはりかた [#fc65a4be]

□投稿者/ rita [MailTo] スライム(3回)-(2004/11/14(Sun) 01:11:30) 
画像は大きく「ピクセル形式」と「ベクトル形式」に分かれます。基本的な方針としては、ピクセル形式画像はそのまま挿入し、ベクトル形式は EPS 形式に変換するのが現状で最も安定した使い方になります。ピクセル形式の画像は多くのフォーマットがサポートされていますが、PNG か JPEG が無難です。ベクトル形式画像を EPS 形式に変換する方法はここでは述べませんので、各自調べてみて下さい。

 2004/11/15(Mon) 17:04:37 編集(投稿者)
2004/11/14(Sun) 01:12:18 編集(投稿者)
その後LATEXにて画像を貼り付けたいところに次のように記述します。ここでは画像ファイルの名前を「sample.png」としておきます。

LaTeXのコンパイラはcygwinなどと同じように、コマンドラインで動作するのですが、
これをみなさんおなじみのTextPadに登録してやることで、実に快適な執筆環境を作ることが出来ます。
とりあえず、研究室のマシンで執筆を始める前に以下の手順を行ってください。
 \begin{figure}[H]
	\centering
	\includegraphics[width=7.5truecm]{sample.png}
	\caption{画像サンプル（ここに画像の説明をします）}
	\label{fig:figlabel1}
 \end{figure}

１．設定→環境設定→ツールマネージャーで、platex.exeとdviout.exeを登録します。
　当初は「プログラム」で直接platexとdvioutを指定してもらうのを想定してましたが、
　「DOSコマンド」で指定する人が多いようなので、そちらでもかまいません。
　その場合、platexは引数に「platex $FileName」、開始フォルダに「$FileDir」を入力し、
　開始前にすべてのドキュメントを保存、にチェックを付けると便利でしょう。
　dvioutは引数に「dviout $(BaseName).dvi」、開始フォルダに「$FileDir」を入力すればOKです。
と記述すると画像をセンタリングした状態で貼り付けることができます。
[H]の部分は「なにがなんでもここに画像を挿入する」というオプションです。
これを使うと画像の表示箇所を正確に制御できますが、空行が多く発生するなど体裁が崩れてしまうことがあります。
ある程度画像の箇所が tex ファイルの挿入箇所よりずれても問題ないのであれば「[H]」の部分を「[htb]」にすると良いです。
学会に投稿する論文の場合は「[htb]」の方が良いでしょう。
また、段落中に画像を挿入したい場合は [[!h]」というオプションがあります。

２．設定→新規ドキュメントクラスの作成で、LaTeXファイル用のクラスを作成します。
　ドキュメントクラスの名前は「LaTeX」などにし、クラスメンバーには「*.tex」を指定します。
　次のシンタックスハイライトの使用にはチェックを入れ、定義ファイルの一覧から
　「LaTeX.syn」を選択します。これでLaTeXのタグなどが色違いで表示されてクールです。
　
３．設定→環境設定→ドキュメントクラス内に今作ったクラスが追加されているので、
　詳細な設定をお好みにいじってください。改行は折り返し表示がよいと思います。
*画像を横に並べる方法 [#be0a64bf]

以上の設定を行ったら、まずは去年のテンプレートをコンパイルしてみてください。
学内Webの卒研ページから、去年の資料としてLaTeX用テンプレートがダウンロードできるはずです。
http://www.media.teu.ac.jp/student/project_html/thesis/2003/latex/index.html
テンプレートを構成するファイルのうち、main.texというファイルに対してコンパイルをかけてください。
うまくいけば、dvioutで見られるファイルが生成されるはずです。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 \begin{figure}[H]
	\centering
	\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
		\centering
		\includegraphics[width=横幅]{左側の画像ファイル名}
		\caption{左側の画像のキャプション}
	\end{minipage}
	\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
		\centering
		\includegraphics[width=横幅]{右側の画像ファイル名}
		\caption{右側の画像のキャプション}
	\end{minipage}
 \end{figure}

▲[ 3 ] / 返信無し ■8 / 1階層) 　dviout初回起動時の設定  

□投稿者/ rita [MailTo] スライム(6回)-(2004/11/15(Mon) 14:40:46) 
{0.49\textwidth}というのは「画像の間を行間の0.49倍開ける」とかいう意味らしいです。
ただ、0.49を指定すればできるかぎり大きな画像を貼れるのでお勧めです。
0.5以上を指定すると左右に並びきらないことが多いようです。

 2004/11/15(Mon) 17:06:29 編集(投稿者)
2004/11/15(Mon) 17:00:46 編集(投稿者)
また、複数の画像に１つのキャプションを付けたい場合は、
\end{minipage}とその下の\end{figure}の間でキャプションを指定してください。

dvioutは初回起動時にダイアログが開き、初期設定を要求されます。
その設定について解説しておきます。

起動するとYes/Noダイアログが開くので、Yesを押します。
この設定は、２回目以降の起動時でもメニューのOption->Installで行えますので、
修正が必要な人はこの方法で設定画面を呼び出してください。
*ページのナンバリングが変だ [#ma95462c]

次は> Nextです。
mainのtexファイル中に記述されてる\pagestyle{なんとか}という箇所を
\pagestyle{plain}に直す。

その次はTEXROOT, TEXPKに何やら入力されていることを確認して> Nextです。
もし何も入力されていなかったらGuessを押してください。
しばらく固まった後で、何やら勝手に入力されます。

次が最後ですが、gen:というボタンと空欄が二つあると思います。
それぞれのgen:ボタンを一回ずつ押して、空欄が埋まったらFinishを押します。
*画像多用しててファイルが重い [#hcf8940a]

*追記: [#z22eaae4]
ここで他のユーザー名を含む変なパスを渡される症状がでています。
その場合は、各exeファイルへのパスを自力で修正するしかありません。
よくわかんねぇ場合は以下をコピペしてください。
`C:\usr\local\bin\mktexpk.exe --dpi ^d --bdpi ^D --mag ^M ^s
C:\gs\gs6.51\bin\gswin32c.exe
挿入している画像のサイズが不要にでかすぎる可能性が高いです。
各種画像編集用ソフトウェアで、画素サイズ(解像度)を落としてみて下さい。
例えば、実際の紙面上で5cm四方程度の大きさで表示する画像であれば、 1000x1000 程度の解像度で十分です。

これでコンパイルしたdviファイルを開けるようになりましたが、おそらく画像が
モノクロになってしまうと思います。なのでもう一カ所設定をしてやります。
Option->Setup Parameters...->Graphicタブを開き、GIF:raw PBMとなっているのを
BMP(full color)に変更し、その下のSaveボタンを押してOKを押します。
EPSコンバータを使うときに、圧縮を使ってみましょう。
画質は落ちないけど、あんまサイズ削減にならないのがRLE圧縮、
JPEGのように画質は劣化するけどサイズは段違いに削れるのがDCT(+)圧縮です。
私のように元画像の解像度をでかくしておいて、文中では縮小表示して
画質を保ってるようなやり方してる人には、DCT圧縮はかなーり効果あります。
ぜひお試しを。

dvioutに関する設定は以上です。印刷関係でまた何かあるかもしれませんが、
そのときはまたアナウンスします。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
*図表への参照マクロがうまくいかない [#a43f16c5]

▲[ 3 ] / 返信無し ■9 / 1階層) 　LaTeX本体のインストール(ノートや家のPCに入れる手順)  
ラベルつける位置がおかしい可能性がある。

□投稿者/ rita [MailTo] スライム(7回)-(2004/11/15(Mon) 18:20:01) 
 \begin{figure}[H]
	\centering
	\includegraphics[width=6truecm]{sample.png}
	\caption{ここがキャプションでこの下にラベルをつけるべし}
	\label{fig:sample} %←ここね
 \end{figure}

 2004/11/15(Mon) 18:24:12 編集(投稿者)
*画像が白黒だ [#r93c4216]

LaTeXの環境を、自分のノートPCや家のマシンにも入れたいことでしょう。
入れたくてたまらないはずです。なのでその手順を掲載します。
もしかしたらepsに変換するときに白黒にしてるのかも…
EPS-convの色数を「白黒」から「カラー」にすると
カラーでepsに変換できるよ。

1.aservの自分の領域に、3D-Pubというフォルダが出来ていると思います。
　このフォルダは3DCGコンポーネントのメンバーで共有しているもので、
　今後皆さんにファイルを配布する場合などに使っていきます。
　という前振りが済んだところで、3D-Pub\LaTeX\LaTeXPack.lzhを
　ダウンロードしてきてください。
*フォトショやイラレで保存したEPSが表示できない [#j56a548e]

2.このファイルはdviout, gs, usrという３つのフォルダが圧縮されています。
　これをそのまま、Cドライブ直下に展開して下さい。展開時に新たにフォルダを
　作成するのではなく、C:\dviout, C:\gs, C:\usrというフォルダが構成される
　ように展開して下さい。
EPSで表示するのは諦めて、jpgだのpngだのにして下さい。

3.次に環境変数を設定します。マイコンピュータのプロパティ→詳細設定→
　環境変数を開き、ユーザー環境変数に以下の値を追加します。
　左辺が変数名、右辺が変数値です。PATHに関しては既存の値への追記になります。
　TEXMFMAIN=C:/usr/local/share/texmf
　TEXMFCNF=C:/usr/local/share/texmf/web2c
　GS_LIB=C:/gs/gs6.51/lib;C:/gs/gs6.51/kanji;C:/gs/fonts
*コンパイルしても目次とかに反映されない [#xdb6a1f5]

　PATH=%既存のPATH%;C:\usr\local\bin;C:\gs\gs6.51\bin;C:\dviout
コンパイルは platex ではなく latexmk を使うようにして下さい。
LaTeX は本来は複数回コンパイルをかけてようやく適切な PDF になるのですが、
BiBTeX を使ってる場合などはコンパイルする手順がややこしくなります。
latexmk は複数回のコンパイルを必要な分だけ自動的に行ってくれるので、通常は latexmk を使った方が楽です。

これでLaTeX環境に関しては、研究室のマシンと同じになります。
PATHが通っていることを確認するため、コマンドプロンプトからplatex, dvioutが
実行できるかを確認して下さい。
実行できるのであれば、前述しているTextPadへの設定を参照して、テンプレートが
コンパイルできるかどうかを確認して下さい。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
*自動文字送り(段落開始時の1文字分のインデント)が効かないんだけど？ [#bf354fac]

▲[ 3 ] / ▼[ 11 ] ▼[ 12 ] ▼[ 13 ] ▼[ 14 ] ▼[ 15 ] ▼[ 16 ] ▼[ 17 ] ▼[ 18 ] ▼[ 19 ] ▼[ 20 ] ▼[ 21 ] ▼[ 22 ] ■10 / 1階層) 　2期生の時に出てきたLaTex関連小ネタ集  
段落最初の文字送りは通常勝手にやってくれるのですが、
ある世代で出回っていたテンプレートではこれを無効化する設定がついてしまっていました。
先輩のデータをそのままコピーしている人は、この問題が発生する可能性があります。~
main.texの\setlength{\parindent}{0em}の行をコメントアウトすれば有効になりますので、ぜひ無効化しましょう。

□投稿者/ shu スライム(1回)-(2004/11/15(Mon) 19:04:06) 
 %\setlength{\parindent}{0em}

 めざせマリンスライム！な、院生です。
これで、段落の始めで自動的に文字送りされます。全員やっとけ級の設定です。

２期生が試行錯誤したあれこれをまとめてみました。
２期生の皆様勝手に引用するぜよ。（宣言）
その上文章の一部も訂正したりすることもあるぜよ。（宣言）

*図表、計算式、参考文献、各種参照方法 [#bf354fad]

ちなみに参照元はこちら
図表、計算式、参考文献などはそれぞれ参照方法が違います。

http://fc2bbs.com/bbs?uid=30838
 図表　　→\ref{ラベル}   %普通(？)の参照
 計算式　→\eqref{ラベル} %括弧が付きます
 参考文献→\cite{ラベル}  %そもそもrefじゃない

２期生の旧BBSです。
*複数行のコメントアウト [#m5016bc4]
&yen;if0 ～ &yen;fi で可能。
 \if0
   コンソメパンチと
   メロンソーダを飲み食いしているのは、
   ンジャメナにいる
   トム・クルーズである。
 \fi

 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
*newcommandの活用法 [#o10e8648]
同じ内容を何度も記述するのが面倒なあなたに。~
LaTeXではオリジナルのコマンドを以下の通りに設定することができます。~
&yen;newcommand{コマンドの名前}[引数の個数]{定義}~
 [例1] 内積が面倒
 　コマンド 
     \newcommand{\inner}[2]{${\bf #1 \cdot #2}}
 　使い方
 　　面Aの法線ベクトル{\bf N_1と}面Bの法線ベクトル{\bf N_2]の内積\inner{N_1}{N_2}は、

▲[ 10 ] / 返信無し ■11 / 2階層) 　キーワードの書き方  

□投稿者/ shu スライム(2回)-(2004/11/15(Mon) 19:09:04) 
 [例2] リアルタイムレイトレーシング、って長い
 　コマンド
     \newcommand{\rtrt}{リアルタイムレイトレーシング}
 　使い方
  　　\rtrt \cite{realtimeray} は、～である。また、\rtrt は ～。
使い方はあなた次第。

 main.texの\DepartmentNameの下あたりに以下のように書き加えてください。
\KeyWordsI{キーワード１，キーワード２・・・}
**便利なコマンド [#u21393a9]
効率的に論文を書くための便利なコマンドを紹介します。

なお、キーワードを２行以上に渡って書く場合は
\KeyWordsⅡ以降を加えてください。 （byアラミス）
 [章タイトル]
 \newcommand{\myChapter}[1]{\chapter{#1}\label{#1}}
 \newcommand{\chapref}[1]{第\ref{#1}章}
 [使用例]
 \myChapter{提案手法}
 
 \chapref{提案手法}においてすごい手法について解説する。
 [出力例]
 第3章　提案手法
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 第3章においてすごい手法について解説する。

▲[ 10 ] / 返信無し ■12 / 2階層) 　画像のはりかた  

□投稿者/ shu スライム(3回)-(2004/11/15(Mon) 19:10:02) 
*箇条書きに関するあれこれ [#c1ceaca1]
いろいろなスタイルの箇条書きを書きたい場合、それぞれのコマンドを使いましょう。

 まず、画像ファイルをEPS形式に変換します。
変換については
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se176316.html
にてコンバータをDLできますので
これを用いてファイルを変換します。
**記号による箇条書き(itemize) [#ofd3d63f]
点だけで表すベーシックなスタイルです。

その後LATEXにて画像を貼り付けたいところに
次のように記述します。ここでは画像ファイルの名前を
「sample.eps」としておきます。
 [使用例]
   \begin{itemize}
     \item デネブ
     \item アルタイル
     \item ベガ
   \end{itemize}

\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics[scale=0.7]{sample.eps}
\caption{画像サンプル（ここに画像の説明をします）}
\end{center}
\end{figure}
 [表示例]
 　・デネブ
 　・アルタイル
 　・ベガ

と記述すると画像をセンタリングした状態で
貼り付けることができます。
皆様、お試しあれ♪
また、\itemの後に"[]"を付けることで、記号を個別に設定することもできます。

ただし、会長の助言として
ページを跨いだりすると
次の文章の方が先に記述されてしまうことが
あるようです。あしからず。（ｂｙダルタニアンとアラミス？）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 [使用例]
   \begin{itemize}
     \item[D] デネブ
     \item[A] アルタイル
     \item[V] ベガ
   \end{itemize}

▲[ 10 ] / 返信無し ■13 / 2階層) 　画像を横に並べる方法  
 [表示例]
 　D デネブ
 　A アルタイル
 　V ベガ

□投稿者/ shu スライム(4回)-(2004/11/15(Mon) 19:10:38) 
**番号による箇条書き(enumerate) [#n882e36e]
数字で提示するスタイルです。

 \begin{figure}[H]
\begin{center}
\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
\begin{center}
\includegraphics[scale=大きさ]{左側の画像ファイル名}
\caption{左側の画像のキャプション}
\end{center}
\end{minipage}
\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
\begin{center}
\includegraphics[scale=大きさ]{右側の画像ファイル名}
\caption{右側の画像のキャプション}
\end{center}
\end{minipage}
\end{center}
\end{figure}
 [使用例]
   \begin{enumerate}
     \item デネブ
     \item アルタイル
     \item ベガ
   \end{enumerate}

{0.49\textwidth}というのは「画像の間を行間の0.49倍開ける」とかいう意味らしいですが、
実際のところよくわかりません（汗）。
ただ、0.49を指定すればできるかぎり大きな画像を貼れるのでお勧めです。
0.5以上を指定すると左右に並びきらないことが多いようです。
 [表示例]
 　1. デネブ
 　2. アルタイル
 　3. ベガ

また、複数の画像に１つのキャプションを付けたい場合は、
\end{minipage}とその下の\end{center}の間でキャプションを指定してください。
（byアラミス）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
また、\usepackage{enumerate}を記述した上で、\begen{enumerate}の後に"[]"を付けることで、記号を個別に設定することもできます。

▲[ 10 ] / 返信無し ■14 / 2階層) 　複数の画像に1つのキャプションをつけたい  
 [使用例]
 　(main.texなどで)
     \usepackage{enumerate}
 　(hoge.texなどで)
     \begin{enumerate}[(1)]
       \item デネブ
       \item アルタイル
       \item ベガ
     \end{enumerate}

□投稿者/ shu スライム(5回)-(2004/11/15(Mon) 19:11:28) 
 [表示例]
 　(1) デネブ
 　(2) アルタイル
 　(3) ベガ

 ソース例＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
途中から始めることも可能です。

\begin{figure}[H]
\begin{center}
\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
\begin{center}
\includegraphics[scale=大きさ]{左側の画像ファイル名}
\caption{左側の画像のキャプション}
\end{center}
\end{minipage}
\begin{minipage}[H]{0.49\textwidth}
\begin{center}
\includegraphics[scale=大きさ]{右側の画像ファイル名}
\caption{右側の画像のキャプション}
\end{center}
\end{minipage}
\end{center}
\end{figure}
 [使用例]
 　(main.texなどで)
     \usepackage{enumerate}
 　(hoge.texなどで)
     \begin{enumerate}[(6)]
       \item デネブ
       \item アルタイル
       \item ベガ
     \end{enumerate}

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
 [表示例]
 　(6) デネブ
 　(7) アルタイル
 　(8) ベガ

\end{minipage}とその下の\end{center}の間でキャプションを指定してください。（ｂｙアラミス）
数字の他に、「A」のような大文字アルファベット、「a」のような小文字アルファベット、「Ⅰ」のような大文字ローマ数字、「ⅰ」のような小文字ローマ数字が使えます。

 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
*行番号をつける [#b3bea3f7]

▲[ 10 ] / 返信無し ■15 / 2階層) 　ページのナンバリングが変だ  
先生や院生の方に論文を見てもらう時、どこを見てもらいたいかを説明するのに手間取ることがあるかもしれません。
そんな時、行番号があれば何ページの何行目を見て欲しいのかが伝わりやすいかもしれませんね。
というわけで、lineno というスタイルファイルが便利です。~
main.texのusepackageが並んでいる辺りに

□投稿者/ shu スライム(6回)-(2004/11/15(Mon) 19:12:44) 
 \usepackage{lineno}
 \pagewiselinenumbers
 \modulolinenumbers[5]

 mainのtexファイル中に記述されてる\pagestyle{なんとか}という箇所を
\pagestyle{plain}に直す。（byフランチェスカ）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
と行を追加します。~
こうすることで、ページ毎に5行おきに行数が表示されるようになります。

▲[ 10 ] / 返信無し ■16 / 2階層) 　画像多用しててファイルが重い  
*細かいテクニックあれこれ [#j28c1a33]
項目分けするほどでもないテクニックを紹介します。

□投稿者/ shu スライム(7回)-(2004/11/15(Mon) 19:13:09) 
** 図の大きさについて [#b351975b]
図を挿入するときには、"\includegraphics" を利用しますが、サイズの調整は割と面倒です。なので、利用する状況に合わせて適切なサイズを指定するとちょっと楽になります。

 EPSコンバータを使うときに、圧縮を使ってみましょう。
画質は落ちないけど、あんまサイズ削減にならないのがRLE圧縮、
JPEGのように画質は劣化するけどサイズは段違いに削れるのがDCT(+)圧縮です。
私のように元画像の解像度をでかくしておいて、文中では縮小表示して
画質を保ってるようなやり方してる人には、DCT圧縮はかなーり効果あります。
ぜひお試しを。（byフランチェスカ）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 [使用例]
  \includegraphics[scale=2.0]{hoge.eps}
  % 高さ・幅ともに2倍で表示する（比率は維持したまま表示する）
  
  \includegraphics[height=10cm]{hoge.eps}
  % 高さが10cmになるように表示する（比率は維持したまま表示する）
  
  \includegraphics{width=10cm]{hoge.eps}
  % 幅がに10cmになるように表示する（比率は維持したまま表示する）
  
  \includegraphics[height=6cm,width=10cm]{hoge.eps}
  % 高さが6cm、幅が10cmで表示する（比率は無視して6cmX10cmで表示する）

▲[ 10 ] / 返信無し ■17 / 2階層) 　dvioutで表示するとき、画像のあるページが重い  
サイズが違う画像の大きさを揃える際には、"cm" で揃えるといいかもしれません（"mm" や "inch" などでもできます）。また、複数の画像を横に並べて表示する際には高さを揃えておくと綺麗に見えますので、"[height=6cm]" などでサイズ調整しておくと良いです。

□投稿者/ shu スライム(8回)-(2004/11/15(Mon) 19:13:35) 
** 図表の小項目を作りたい [#gd39992e]
図を場合によっては、図1(a)、図1(b)、図1(c)といったように複数種類載せたいということもあるかもしれません。そんな時に利用するのが \subfigure パッケージです。使い方は簡単で、

 dvioutで表示を見てるとたまに画像が貼ってあるページで重たくなったりしませんか？なりませんっていう人は別にいいですよー重たくなる人だけ見てください。
どうやら画像を置いてるフォルダにeps画像と同じ名前のbmp画像があると重たくなるみたいです。(byダルタニアン）
 [使用例]
   (main.texなどで)
      \usepackage{subfigure}
   (hoge.texなどで)
      \begin{figure}[h]
            \subfigure[Fooの場合]{
                  \includegraphics[scale=1.0]{Foo.eps}
                  \label{fooResult}
            }
            \subfigure[Barの場合]{
                  \includegraphics[scale=1.0]{Bar.eps}
                  \label{barResult}
            }
            \caption{FooとBarの結果}
            \label{fooBarResult}
      \end{figure}

 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
となります。図表番号の参照は「図1」の場合 "\ref{fooBarResult}" のように指定し、「図1(a)」の場合は "\ref{fooResult}"、「図1(b)」の場合は "\ref{barResult}" で参照できます。ひとつひとつ設定しないといけないので注意してください。~
また、このまま配置すると、「(a) (b) ... 」のように横一列の配置になってしまうので、2カラムの場合などにも対応した配置するために、

▲[ 10 ] / 返信無し ■18 / 2階層) 　main.texいちいち開いてコンパイルすんのが面倒だ。  
 [使用例]
   (main.texなどで)
      \usepackage{subfigure}
   (hoge.texなどで)
      \begin{figure}[h]
            \centering
            \begin{tabular}{cc}
                  \subfigure[Fooの元画像]{
                        \includegraphics[scale=1.0]{FooBefore.eps}
                        \label{fooBefore}
                  } &
                  \subfigure[Fooの適用結果]{
                        \includegraphics[scale=1.0]{FooAfter.eps}
                        \label{fooAfter}
                  } \\
                  \subfigure[Barの元画像]{
                        \includegraphics[scale=1.0]{BarBefore.eps}
                        \label{barBefore}
                  } &
                  \subfigure[Barの適用結果]{
                        \includegraphics[scale=1.0]{BarAfter.eps}
                        \label{barAfter}
                  } \\
            \end{tabular}
            \caption{FooとBarの元画像と適用結果}
            \label{fooBarResult}
      \end{figure}

□投稿者/ shu スライム(9回)-(2004/11/15(Mon) 19:14:20) 
というように、tabularと併用して記述することで、~
(a) (b)~
(c) (d)~
のように配置できます。1カラムの場合でも subfigure を利用するなら tabular を利用して配置しておくと安心です。

 まず、ドキュメントを構成する.texファイルをすべてTextPadで開き、
ファイル→ワークスペース→別名で保存、を選択します。
ここでコンパイルを通す.texファイルと同じ名前(デフォルトだと
main.texなのでmain)を入力して、ワークスペースを保存します。
これでmain.twsというファイルができるので、今後はこれを開けば
すべてのファイルが一括して開かれるようになります。
mainって名前もさびしいので、これを機会にmain.texのファイル名を
ワークスペース名としてふさわしい名前に変えることをお勧めします。
** 条件分岐する方法 [#p909343b]
学部生ではあまり関係がないかもしれませんが、院生では英語で論文を書くことがあるかもしれません。
その際に、日本語と英語の両方がソースコード上に存在し、" \if0～\fi " で使い分ける･･･なんてケースや、日本語用のTEXファイルと英語用のTEXファイルに分ける･･･なんてケースが多くあると思います。
毎回コメントアウトを切り替えたり、ファイルにコピーしたりはとても面倒です。
C++の#ifdefやら#defineみたいにケースバイケースで条件分岐できないかしら、なんて思っているなら好都合、実はTEXファイル上でもそれっぽいことができます。

次に設定→環境設定→ツールマネージャーでplatexとdvioutの設定を
変更します。
どちらの引数も「$(WspBaseName).tex」「$(WspBaseName).dvi」と
いうように変更してください。
これでワークスペース内のどのファイルを開いていようと、
ちゃんとメインのtexにコンパイルがかかり、dvioutで表示ができるはずです。（ｂｙフランチェスカ）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 [使用例 / ENGのとき]
   (main.texなどで)
      \newif\ifENG
      \ENGtrue
   (hoge.texなどで)
      \ifENG
            This is a Pen.
      \else
            これはペンです。
      \fi
  
 [表示例 / ENGのとき]
    This is a Pen.

▲[ 10 ] / 返信無し ■19 / 2階層) 　図表への参照マクロがうまくいかない  
 [使用例 / ENGではないとき]
   (main.texなどで)
      \newif\ifENG
      \ENGfalse
   (hoge.texなどで)
      \ifENG
            This is a Pen.
      \else
            これはペンです。
      \fi
  
 [表示例 / ENGではないとき]
    これはペンです。

□投稿者/ shu スライムベス(10回)-(2004/11/15(Mon) 19:15:33) 
このようにして使い分けます。C++ライクな説明をすると、" \newif\ifENG " は " #define  ENG " と同義で、" \ENGtrue " は " #define  ENG  true " の " true " 部分と思えば分かると思います。
同様に、" \ENGfalse " は " #define  ENG  false " の " false " 部分となります。つまり、" \newif\ifENG " と " \ENGtrue " で " #define  ENG  true " となるわけですね。~
また、" \ifENG " は " if(ENG == true)" や " if(ENG) " と同義となります。なので、" \else " 以降は " } else { " や " if(ENG == false) " ともなります。そして最後の " \endif " でif文を終わらせます。

 ラベルつける位置がおかしい可能性がある。
ちなみに、" \ifENG " などの " ENG " という部分ですが、これは任意で変えることができます。" HOGE " でも " ABCDEFG " でも割となんでもいけますが、記号系やスペースは使えないので、文字列オンリーの方がいいと思います。

** LaTeXで書いた数式をPNG形式にする方法 [#ce436baa]
LaTeXの強みとして、数式が簡単にかつ綺麗に書けるということがあります。
ポスターや発表資料制作などでは「この数式が画像にできたら…」などと思うこともあるかもしれません。
そんな時に、数式を画像に出力するアプリがあります。

\begin{figure}[H]
\begin{center}
\includegraphics[scale=0.5]{sample.eps}
\caption{ここがキャプションでこの下にラベルをつけるべし}
\label{fig:sample} %←ここね
\end{center}
\end{figure}
Windows の場合は TeX2img というアプリをおすすめします。https://tex2img.tech ~
Mac の場合、LaTeXiT というアプリが圧倒的に便利です。http://pierre.chachatelier.fr/latexit/ ~
アプリ上で生成した画像をそのまま PowerPoint や Keynote にドラッグできます。
MacTeX を使ってる場合は標準で入ってるそうです。
(筆者は Mac での LaTeX は MacPorts 派なのでよくは知りませんが。)

(by アラミス？）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
LaTeX 数式を画像に変換する Web アプリとして、TeXClip があります。https://texclip.marutank.net ~
わざわざ専用プログラムをインストールしたくなければ、こちらを利用してもよいでしょう。

▲[ 10 ] / 返信無し ■20 / 2階層) 　画像の表示がおかしい  
あと、最近の Word や PowerPoint では直接 LaTeX の数式を挿入する方法がありますので、興味がある人は調べてみて下さい。

□投稿者/ shu スライムベス(11回)-(2004/11/15(Mon) 19:16:03) 
** LaTeXで書いた数式をEPS形式にする方法 [#m1d23463]
ポスター制作などでは、「Illustratorで作ったAIファイルに数式を入れたい！」ということもあるかもしれませんが、「PNGファイルは解像度がイマイチ･･･」ということがあると思います。こういった場合に対し、LaTeXで書いた数式をベクターデータを保持したままIllustratorに入れることができます。

 ◎画像の位置とカラー画像の問題解決法
main.texの最初の部分を
\documentstyle～　→　\documentclass[12pt,a4j]{jreport}
と書き換えます。
次にその下に以下の４行を加えます。
\usepackage[dvips]{graphicx,color}
\usepackage{teuthesis}
\usepackage{hyperref}
\usepackage{here}
 [LaTeXコード]
  \documentclass[30pt]{jsarticle}
  \pagestyle{empty}
  \begin{document}
  %======== ここから数式($の間に入れる) ========
  $y=x^2-2x+1$
  %======== ここまで数式 ========
  \end{document}

さらに、画像を読み込む部分の最初に
\begin{figure}[H]
と記述します。[h]ではなく[H]に注意。
以上のようなコードを書いたファイルを保存します。ここまではPNGファイルの場合と一緒です。今回は"foobar.tex"としておき、この"foobar.tex"をコンパイルするバッチファイルを作ります。

 [バッチファイル]
  cd "%~dp1"
  platex "%~nx1"
  dvipdfmx -d 5 -t landscape "%~n1.dvi" 
  dvips -Ppdf -E "%~n1.dvi" -o "%~n1.eps"
  pause

dvioutのOptionメニューからSetup Parametersを選び、
Graphicタブの右下段にあるGIFプルダウンメニューから
BMP(full color)を選択し、saveしてください。
このバッチファイルを今回は"MakeEPS.bat"としておきます。

TeXコードとバッチファイルが準備できたら、早速バッチファイルにLaTeXファイルである"foobar.tex"を"MakeEPS.bat"にドラッグ・アンド・ドロップしましょう。特に問題がなければ同じフォルダ内に"foobar.eps"があると思います。

これによって、画像以降の文章が先に表示されることはなく、
きちんとカラー画像が表示されるはずです。 （ｂｙアラミス）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
さて、EPSファイルを作ることができたのですが、このファイルをIllustratorで読み込むと「フォントがありません」などのエラーが出てきます。これはLaTeXが利用したフォントがIllustrator（というよりWindowsのFontフォルダ）にないからです。この問題に対して解決方法は2つあります。

▲[ 10 ] / ▼[ 51 ] ■21 / 2階層) 　画像が白黒だ  
***Illustratorを利用する方法 [#r4858371]
フォントがありません、と言うなら用意すればいい！という方法です。LaTeXもフォントをロードして配置しているわけですから、それをIllustratorで扱えるようにすれば良いだけのことです。手順としては次の通りです。

□投稿者/ shu スライムベス(12回)-(2004/11/15(Mon) 19:16:39) 
+ フォントを用意する
-- LaTeXをインストールしたフォルダを %TEXPATH% と仮定します。
-- このとき、[ %TEXPATH%\share\texmf\fonts\type1\public\amsfonts\cm ] にあるフォントを確認します。~
(多くの人は C:\w32tex\share\texmf\fonts\type1\public\amsfonts\cm だと思います。その他の場合は適宜上を参考に。) 
-- おそらくずらーっと"hoge.pfb"みたいなものが並んでいるでしょう。
-- これをひとまず別のフォルダに（新しいフォルダでも何でもいいですが、分かる場所で）全てコピーしておきます。
+ フォントを移動する
-- Illustratorでフォントを扱えるようにWindowsのFontのフォルダに入れても良いのですが、これだと他のプログラムにも影響してしまいます。
-- できれば、Illustratorだけ扱うようにしておきたいところです。
-- このため、Illustratorだけが読み込むFontフォルダに先の"pfd"ファイルを入れることとします。
-- フォルダは次の箇所です（インストール状況に合わせて適宜変えてください）。
-- CS5: C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator CS5\Support Files\Required\Fonts ~
CS4: C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator CS4\Support Files\Required\Fonts ~
（64bitOSの場合は"Program Files"を"Program Files (x86)"に変えてください。）~
-- ここに"pfd"ファイルをまるっとコピーすればOKです。

 もしかしたらepsに変換するときに白黒にしてるのかも…
EPS-convの色数を「白黒」から「カラー」にすると
カラーでepsに変換できるよ。（by あだつ）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
この状態で"foobar.eps"をIllustratorで開けば、PDFで表示したときのように数式が表示されていると思います。･･･が、たまに表示がおかしくなってる時があるので、右クリックでグループ化を解除した後、適宜修正してください。微調整などが終わった後は、他の環境でも扱えるようにアウトライン化することでパスに変換しておくとよいでしょう。

▲[ 21 ] / 返信無し ■51 / 3階層) 　画像の表示が白黒だ  
なお現在、絶対値やノルムの「｜（バーティカルバーというらしい）」の表示がおかしくなることを確認しています。

□投稿者/ rita [MailTo] バブルスライム(21回)-(2004/12/09(Thu) 01:37:47) 

 dvioutの設定がきちんとされてないと、カラー画像を貼り付けてもdviout上では
白黒で表示されることがあります。
そういう場合はメニューバーのOption->Setup Parameters...->Graphic->GIF:を
BMP(full color)に変更し、下のSaveボタンを押してからOKを押してください。
カラー表示になるはずでぃす。
*** Photoshopを利用する方法（ただしラスター化） [#kba4dc56]
Illustratorで扱えないならPhotoshopで！という方法です。"foobar.eps"をPhotoshopで開くと、「EPS形式をラスタライズ」というウィンドウが出てきます。ここでラスタライズ（画像化）させるわけですが、この際に大きさを極端に大きく設定します。手順としては次の通りです。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
+ 解像度を"350 pixel/inch" に設定します。
+ 幅と高さの単位を "cm" にします。
+ 実際に使うであろう大きさのcmにします。

▲[ 10 ] / 返信無し ■22 / 2階層) 　フォトショやイラレで保存したEPSが表示できない。  
基本的には以上の手順でできます。幅と高さの設定が面倒な場合は、解像度の設定をした後に、幅を「10000px」とかにすれば半端ではない大きさになると思います。この後にこのデータをどう扱うかは個人によりけりですが、大体はPNG(or JPG)化してEPS化させるか、PhotoshopEPSファイルとして書き出すか、といったところだと思います。とはいえ、ラスターデータなので根本の解決ではないですが･･･。

□投稿者/ shu スライムベス(13回)-(2004/11/15(Mon) 19:17:09) 
** 文章やレイアウトだけ確認する方法 [#b7e81733]
図表を配置してコンパイルした場合、図の種類にもよりますが、往々にしてコンパイル時間が長くなります。最終的な結果を見る場合はともかく、文章やレイアウトだけ確認したい場合には、図を表示せずにコンパイル時間を短くした方が効率的です。このような時には \documentclass にあるコマンドを追記するだけで、図を配置しないでサクサクコンパイルされます。

 いったんbmpだのjpgだのにしてEPS-convを使ってコンバートしてください。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
> \documentclass[12pt,a4j,draft]{jreport}

▲[ 3 ] / ▼[ 24 ] ▼[ 25 ] ▼[ 26 ] ▼[ 27 ] ■23 / 1階層) 　LaTeX & 論文関係お役立ちサイト  
このように「draft」を追記するだけです。これで \includegraphics などで挿入された図はコンパイルされずに、その図の大きさの四角形の枠が表示され、コンパイルが俄然早くなります。また、図表や文章など横にはみだしている場合には黒くマークされるので、その確認にも利用できます。

□投稿者/ shu スライムベス(14回)-(2004/11/15(Mon) 19:20:55) 
「とにかくガンガン文章を直したい！」という時には役に立つと思います。インクの節約にもなるかもしれません。エコですね。ちなみにdraftモードの時は hyperref あたりの機能は使えなくなる（インクルードしてても）ようです。

 論文を書くときやLaTeXを使うときに
参考になりそうなサイトがあったら
みんなにどんどん紹介しましょう。
元に戻したいときは「draft」の文字を消してコンパイルし直せば元通りになります。（draftをfinalに書き換えても多分同じです。）

 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
** LaTeX上でのダブル引用符 [#i1342886]

▲[ 23 ] / 返信無し ■24 / 2階層) 　LaTeX関連お勧めサイト  
いわゆるダブルクオーテーションをLaTeX上で書く際には全角で“”と打ってもできますが、あまりよろしくはないです。実際には、

□投稿者/ shu スライムベス(15回)-(2004/11/15(Mon) 19:21:31) 
 ``Fine Kernel Tool Kit System''

 ラテフ関連お勧めサイト
のように、「``」と「''」で囲むと自動的にダブルクオーテーションとして扱ってくれます。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/latex/index.html 

コマンドシート一覧が便利なサイト。
去年（二期生）みんなお世話になりました。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
** 数式での空白 [#va388df9]
「f(x) dx」などの式を書く場合、数式内で空白を入れる必要があります。この場合「dx」の前あたりに入れたいところですね。ただ、空白を入れようと、半角スペースを入れても反映されません。これは、数式モードでは空白のコマンドを明示しなければ反映されないためです。このため、数式内の空白には、次のコマンドを入れる必要があります。

▲[ 23 ] / ▼[ 37 ] ■25 / 2階層) 　フリーのドローソフト  
|コマンド|空白|
|&yen;qquad|2文字分の空白|
|&yen;quad|1文字分の空白|
|&yen;;|大きい空白(&yen;quadの5/18らしい)|
|&yen;:|そこそこの空白(&yen;quadの4/18らしい)|
|&yen;,|小さい空白(&yen;quadの3/18らしい)|
|&yen;!|空白を詰める(&yen;quadの-3/18らしい)|

□投稿者/ shu スライムベス(16回)-(2004/11/15(Mon) 19:22:20) 
最後の &yen;! は記号間を詰める時などに用いることがあると思います。

 ウィンドウズでフリーなドローソフト
** 図目次とキャプション [#g26634a8]
卒論・修論で使う \listoffigures は、図の \caption の文をそのまま図目次として出力してくれますが、時に余分なものまで出力されてしまうこともあると思います。例えば、

http://www.molips.com/jp/ 
 [例]
    \caption{トゥーンレンダリングを用いたコンテンツの例 (c)ゲームサイエンス製作委員会 2011}

Dynamic Drawというソフトのサイト。
二期生の中には図を描くのに愛用していた人もいました。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
のように、出展や著作の情報を記述する場合には、図目次ではそれらの情報が無いほうがスマートです。この場合、

▲[ 25 ] / 返信無し ■37 / 3階層) 　Re[3]: フリーのドローソフト  
 [例]
    \caption[トゥーンレンダリングを用いたコンテンツの例]{トゥーンレンダリングを用いたコンテンツの例 (c)ゲームサイエンス製作委員会 2011}

□投稿者/ ryu スライム(1回)-(2004/11/23(Tue) 11:36:16) 
のように記述することで、[hoge]の部分が図目次に表示され、{hoge}の部分が図のキャプションとして表示されます。

 直接EPS形式で吐けるドローソフト見つけました。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se155386.html?site=n
** 図の枠 [#tb0e4d2a]
図に枠線をつけるときは、

EPS-drawというツールで曲線がMS-PAINTよりは書きやすいかも。
 [例]
   \fbox{
      \includegraphics[scale=1.0]{Foo.eps}
   }
   \label{Foo}

脱MS-PAINTなるか？俺
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
のように \fbox で囲むと枠線が表示されます。背景が白で境界が分からないような画像の時に利用すると良いでしょう。

▲[ 23 ] / 返信無し ■26 / 2階層) 　EPSコンバータ  

□投稿者/ shu スライムベス(17回)-(2004/11/15(Mon) 19:23:39) 
*参考文献の管理法～BibTeXの使い方～ [#uf00adca]

 http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se176316.html
紹介してくれているように、参考文献の目録には決った書式があります。数が少ない時は手書きで書いてもどうにかなりますが、20を越えてくると結構しんどいものがあります。

LaTeXではbmpやjpgがきれいに表示されません。
このコンバータを使ってEPS形式の画像を作りましょう。
フォトショやイラレのEPSはうまく表示されない可能性があります。
まぁやるだけやってみて、ダメだったらおとなしくコレでEPS。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
# 添削によって本文が変更され、紹介の順序がずれる可能性も大

▲[ 23 ] / 返信無し ■27 / 2階層) 　LATEX全般解説サイト  
そこで皆さん(修士含む)にお勧めするのがBibTeX。BibTeXは予め作成しておいた順序不問の参考文献リストを読み込み、本文での紹介順に沿った参考文献目録を自動生成してくれる便利なツールです。

□投稿者/ fujira スライム(1回)-(2004/11/15(Mon) 19:35:32) 
**基本編 [#t24f888b]

 2004/11/15(Mon) 19:36:11 編集(投稿者)
2004/11/15(Mon) 19:36:05 編集(投稿者)
まず、文献リスト用のファイルを作りましょう。書式はこんな感じ。

M1の藤原です。
このBBSでは「fujira」でよろしくお願いします。
 @book{ TellMePorthos,
     author = "{斬士ポルトス}",
     title  = "おしえてポルトス!!",
     publisher= "アトス出版",
     address= "ロンドン",
     year   = "1194"
 }
 @article{ DayPosER_11_12,
     author="{電波神ダルタニアン}",
     title="電波論文の飛ばし方 {II}",
     journal="日刊毒電波",
     year="1193",
     volume="11",
     pages="12-34"
 }

Latexお勧めサイト
このようなファイルを .bib という拡張子を付けて保存しましょう。ここでは ref.bib とします。次に下記のURLから spiebib.bst というファイルをダウンロードして本文の .tex ファイル、ref.bib と同じフォルダに置きます。

「LATEXしよう！」
http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/latex/
http://public.lanl.gov/kmh/spie/spiebib.bst

コマンドに限らず、LATEX全般の説明を行ってます。
個人的にお世話になったサイトです。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
最後に.texファイル中の参考文献の目録を書く予定の場所に次のように書きましょう。

▲[ 3 ] / ▼[ 48 ] ■42 / 1階層) 　DVIからPDFへの変換手順  
 \bibliography{ref}
 \bibliographystyle{spiebib}

□投稿者/ fujira スライム(2回)-(2004/12/02(Thu) 14:42:14) 
これで準備完了です。本文中ではこのようにして引用します。

 DVIOUTからの印刷は、印刷を行うクライアントとプリンタサーバーに
非常に負荷をかけますので、必ずPDFに変換してから印刷するようにしてください。
DVIOUTでの印刷を待つより、PDFに変換して印刷する方が断然速いです。
 電波神ダルタニアン\cite{DayPosER_11_12}は論文の書き方について次に述べるような新しい概念を提唱した。
 ～中略～
 本研究では電波状態問題の解決方法として、斬士ポルトス\cite{TellMePorthos}が提案した手法を採用した。

１．DVIにコンパイルしたファイル一式を、フォルダごとaserv上の自分のスペースにコピーする。
２．Tera Term ProのSSH版(ttssh.exe)を起動する。研究室のマシンの、C:\Program Files\Tera Term Pro\内にあります。
３．起動した時にチェックボックスのついたダイアログが出たら、チェックつけて左側のボタン押しといてください。
４．サーバー名にaserv、通信プロトコルにSSHを選択して接続し、ユーザー名とパスを入れてログインしてください。
５．ログインしたらaserv上のマイスペースがカレントディレクトリになってます。そこからファイル一式が入ったディレクトリに移動してください。cd ディレクトリ名、でいけます。
６．カレントを移動したら、dvipdfm ファイル名.dviと入力してください。あっという間に出来上がります。
latexmk コマンド(または Atom 内での Build LaTeX) を用いている場合は、問題無く文書に反映されるはずです。もしなんらかの理由で latexmk や Atom が使えない場合は、platex→pbibtex→platex→platexと実行するバッチファイルを作ってしまってもよいでしょう。以下のような内容をメモ帳にでも書いて、拡張子をbatにして保存します。

いくつか注意事項を。
２バイト文字を使ったファイル名を使ってると、
色々やっかいなことが起きそうなので、使わないようにしてください。
aservへのアップは、Windows上でのコピーなら問題ありませんが、
WinSCP等を使ったSSH通信で直接アップロードした場合、
死に至る病が発病する恐れがあります。気を付けてください。
PDFに変換した際、DVIOUTと表示結果が異なる場合があります。
メディア学部のロゴが消えてしまう問題は、スタイルファイルの
バージョンアップ待ち（先生よろしくお願いします）なので気にしなくていいですが、
EPS Conv以外で作成した画像ファイルを使ってると問題が起こることがあるようです。
この場合は、BMPやJPGを経由してもう一度コンバータに突っ込んだ方が確実ぽいです。
最終的にはPDF形式で提出するわけで、PDFで完全な状態にしておくに越したことはないです。
（byフランチェスカ）
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 platex main.tex
 pbibtex main
 platex main.tex
 platex main.tex
 rem (この行はコメントです)PDFまで一気に作るなら下も追加
 dvipdfmx -d 5 main.dvi

▲[ 42 ] / 返信無し ■48 / 2階層) 　aservを使わなくても出来る！DVIからPDFへの変換手順  
このバッチファイルをtexのソースが入ったフォルダに放り込めば、ダブルクリックだけで作業が完了します。

□投稿者/ rita [MailTo] スライムベス(18回)-(2004/12/07(Tue) 01:00:57) 

 えー/W(スラッシュW)から貴重な情報の提供がございましたのでお知らせしますです。
この親トピックで紹介している方法でもDVIからPDFに出来るんですが、正直面倒ですよね。
**文献リストのスタイル [#g7ca76fd]

マイケル「やあブレンダ、Wにスラッシュされるための印刷待ちかい？」
ブレンダ「そうなんだけど。。。ねぇマイケル、もっとカンタンにPDFに変換できる
　方法はないのかしら？斬られに行くたびにSSHでログインしたりするのは面倒だわ！」
マイケル「オーケーブレンダ！実はみんなの環境でも既にそれが出来るようになっているのさ！
　今から言う方法を試してみてくれよ！」
補足です。
BibTexにもスタイルファイルというのがありまして

1.いつも通りにplatexでコンパイルしてdviを作成する。
2.Windowsのコマンドプロンプトでdviファイルの存在するディレクトリへ移動する。
 \bibliographystyle{junsrt}

*補足しますが、コマンドプロンプトでカレントディレクトリを移動したりするのは [#k1e5b1ca]
cd \LaTeX\Paper
などとします。操作演習でもやったはず？なので忘れた人は思い出してね。
で呼んでいる、拡張子が.bstなファイルです。

3.以下のコマンドを入力する。
dvipsk メインのtexファイル名部分.dvi
ps2pdf14 メインのtexファイル名部分.ps
これを変えることにより色々機能が変えられます。

これで出来上がりです。わざわざaservを使うよりよっぽどカンタンでしょ？
しかしちょっと難点もあって、出来上がるPDFファイルのサイズがでかくなります。
私が去年書いた論文の場合、aservで作ると1Mだったのが、この方法だと3Mになりました。
なので最終的に提出するPDFの作り方としてはまずいかもしれませんが、一時的な印刷用に
作る分には全然問題なく、手軽に出来ると思います。一度試してください。
 jplain: 辞書順に表示。 
 junsrt: 本文中で参照される順に表示。

ブレンダ「ありがとうマイケル！あっという間に印刷も出来たことだし、行ってくるわ！」
マイケル「グッドラック、ブレンダ！生きて帰ってこいよ！」
．．．
/W「この章要らないね(ズビーシ)」
ブレンダ「あんぎゃー！」
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
他にも多数ありますが、多分主に使うのはjplain,junsrtぐらいですね。
参考文献の方の順番を整えてくれる素敵なスタイル様です。

▲[ 3 ] / 返信無し ■45 / 1階層) 　コンパイルしても目次とかに反映されないよ！  
ちなみにデフォルトのインストール場所だと

□投稿者/ rita [MailTo] スライムベス(16回)-(2004/12/03(Fri) 15:18:22) 
 C:\tex\share\texmf\pbibtex\bst

 まぁ落ち着いて、もう一度コンパイルしてみなさい。
それでだめならもう一度。またもう一度。Once more!
つーわけで、目次などの本文を参照して作られる部分は、３～４回コンパイルを
しないと反映されない部分があります。
立て続けに何回かコンパイルするのを習慣にすると良いでしょう。
泥臭いとか言うな、十分便利じゃないですか。はっはっは。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
こちらにたくさんあります。上記のファイルはbase内にあります。

▲[ 3 ] / 返信無し ■46 / 1階層) 　TextPadで更に快適な環境を～ADVANCED STYLE  
**pbibtex でコンパイルするときの注意点 [#y90ab295]

□投稿者/ rita [MailTo] スライムベス(17回)-(2004/12/03(Fri) 15:29:20) 
platexの後にpbibtexでコンパイルする訳ですが、その時には

 以下の文章を書いたのは１年前の私です。
苦情がありましたら１年前の私に言ってください。
 pbibtex main

--
というように「拡張子を何も付けないで」コンパイルしてください。
付けてしまうと怪しい挙動を起こし、何も出力されません。
何かエラーを何度も出してごっちゃになってしまったら、

みなさんTextPadで快適なLaTeXライフを満喫していますか？
しかしわがままな皆さんのことですから、ぼちぼち不満も出てるはず。
当然複数のファイルに分割して作業していると思われますが、
これだと作業開始時にいちいちファイルをすべて開かねばならず、
pLaTeXでコンパイルする際にmain.texを開いていないとエラーになり、
「グスン、面倒だよぉ～もっと簡単に全体を扱いたいよぉ～」
というニャーゴが続出しているのではないでしょうか。
だが心配無用、我らがTextPadはそんなニャーゴの声にもばっつりお応えします。
main.aux, main.toc, main.bbl, main.blg

■STEP1：TextPadのワークスペースを作る
の 4 ファイル(mainの名前を変えてる人は読み替える事)を消してから、
やり直すようにしてください。

まず、ドキュメントを構成する.texファイルをすべてTextPadで開き、
ファイル→ワークスペース→別名で保存、を選択します。
ここでコンパイルを通す.texファイルと同じ名前(デフォルトだと
main.texなのでmain)を入力して、ワークスペースを保存します。
これでmain.twsというファイルができるので、今後はこれを開けば
すべてのファイルが一括して開かれるようになります。
mainって名前もさびしいので、これを機会にmain.texのファイル名を
ワークスペース名としてふさわしい名前に変えることをお勧めします。

■STEP2：ツールマネージャーの設定を変更する
**URL を参照する [#f6c6fe29]

次に設定→環境設定→ツールマネージャーでplatexとdvioutの設定を
変更します。
どちらの引数も「$(WspBaseName).tex」「$(WspBaseName).dvi」と
いうように変更してください。
これでワークスペース内のどのファイルを開いていようと、
ちゃんとメインのtexにコンパイルがかかり、dvioutで表示ができるはずです。
BibTeX で URL を参考文献として扱うにはどうしたらよいのかという質問が
ありましたので、やり方を紹介します。

--
まず、TeX の url パッケージを使用します。
本文の先頭部分、\documentclass 以降 \begin{document} 以前に
次のような一行を書き足して下さい。

ニャーゴって誰だよ。恥ずかしいなぁ。
ちなみにこれを書いたのが１年前の12/10、ほとんど論文書かずに開発ばっかして
いたような気がします。えへへ。
 
 
[ 親 3 / □ Tree ] 返信   削除キー/  編集削除  
 \usepackage{url}

[[FrontPage]]
次に .bib ファイルに参照したい URL の情報を書き込みます。
書式はこんな感じ。 

 @misc{FK,
 	author = "{Fine Kernel Project}",
 	title  = "{Fine Kernel Tool Kit System}",
 	howpublished = "\url{http://gamescience.jp/FK/}"
 }

\url というコマンドがポイントです。

また、URL の話とは直接関係ありませんが、BibTeX を使う際、
長い英単語や日本語部分が勝手に省略されてしまったり、
大文字で書いておきたい部分が小文字に変換されてしまって困るという人は、
その部分を {} で囲ってみて下さい。


**参考文献リストの管理がだるい [#l8ecef53]

bib ファイルを手動で編集していると、複数の論文で使った bib ファイルを統合したくなったり、
書式を統一したくなった時に結構不便です。ガチのデータベースと言わずとも、せめて Excel のような
スプレッドシート形式で編集できたら……と思っていたのですが、ナイスなツールを見つけました。
それが「JabRef」というソフトです。Javaで出来ているので JRE のインストールが必要ですが、
それを差し引いても優秀なソフトです。

 http://jabref.sourceforge.net/

日本語対応ですが、最初は UI が全て英語＆日本語が文字化けします。
初回起動時に次の手順を実行してください。

-メニューから「Options→Preferences→General」を開き、「Language」を「Japanese」に、
「Default encoding」を「UTF8」に設定する。
-一度 JabRef を終了して再度起動し、メニューから「オプション→設定→外観」を開き、
「表フォントを設定」を押して日本語フォントを選択する。筆者は「メイリオ」に設定。

後は bib ファイルを読み込み、追加や修正作業を経て理想の文献データベースにしていけばよい。


*PDFの作り方　-プロンプトから- [#l9dd6320]

dviからPDFを作成する方法は色々あるのですが、Atomのビルドや、latexmk コマンドで生成しようとするとうまくいかないときがあります。ここでは、そのような場合にコマンドプロンプト(シェル)から作成する方法を紹介します。

1. LaTeXのソース一式が入っているフォルダに「makePDF.bat」という名前のテキストファイルを作成します。~
2. Atomなどで開き、以下の内容を記述して保存します。

 platex メインファイル名.tex
 pbibtex メインファイル名 (.tex をつけない)
 platex メインファイル名.tex
 platex メインファイル名.tex
 dvipdfmx -d 5 LaTeXのメインファイル名.dvi
 pause

3. 作成した「makePDF.bat」をダブルクリックして実行します。

これで出来上がります。platexによるコンパイルも3回ほど繰り返しておいた方がいいと思います。エラーが起きた場合は何かしらのメッセージが出て止まりますので、先生に相談してください。LaTeXのインストール時にトラブった場合はうまくいかない場合がありますので、気をつけてください。

*キーワードの書き方 [#bf354fab]

main.texの\DepartmentNameの下あたりに以下のように書き加えてください。

 \KeyWordsI{キーワード１，キーワード２・・・}

なお、キーワードを２行以上に渡って書く場合は \KeyWordsII 以降を加えてください。

*Atom上でのコマンド実行(エラー修正時) [#tc9ba375]
Atom の「atom-latex」パッケージで行う「Build LaTeX」がいつまで経っても終わらないという現象に遭遇することがあります。
これは、何かしらのエラーが生じて既に内部のコンパイルは終了していますが、そのままハングアップしているということが多いようです。
そこで、パッケージからのビルドではなく、直接 latexmk コマンドを入力するという方法を紹介します。
この方法を使えば、LaTeX コンパイラーが出力するエラーを直接見ることができるので、失敗理由を特定しやすくなります。

(編集中)
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